魚食普及推進センター

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蒲鉾 魚介すり身の練り物 海からいただく日本のおかず 2

魚食普及推進センター

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784034381205
ISBN 10 : 4034381205
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

日本人が肉や乳製品を多く食べるようになったのは、つい最近、第二次大戦後。四方を海にかこまれた日本では、伝統的に米や野菜、豆とともに、海からとれる魚介類が食事の主要な「おかず」でした。しかし、いつも新鮮な魚介類を食べられるわけでもなく、海から遠い地域もあり、現在のようなトラック輸送などもできなかったため、魚介類を保存のきく形にするためにさまざまな工夫がされてきました。そのようして今でも食べ続けられているのが、アジなど魚介類を干した「干物」、「蒲鉾」などの魚介すり身の練り物、たらこやいくらなどの「魚卵」に代表される魚介類の塩蔵品です。

このシリーズでは、<1>巻「干物」<2>巻「蒲鉾」<3>巻「魚卵」の3巻構成で、海のどんな魚介類が、どのように加工され、わたしたちの口に入っているのか、そして、そのような食品が生まれてきた背景(メリット、歴史など)のほか、実際の加工方法やさまざまな種類などを紹介します。

【著者紹介】
阿部秀樹 : 1957年、神奈川県生まれ。立正大学文学部地理学科卒業。幼少時から「海が遊び場」という環境で育ち、22歳でスクーバダイビングを始める。数々の写真コンテストで入賞を果たした後、写真家として独立。水生生物の生態撮影には定評があり、特にイカ・タコ類の撮影では国内外の研究者と連携した撮影を進め、国際的な評価も得ている。現在は、日本の海の多様性に注目し、海と人との関わりや四季折々の情景などを意識した作品の撮影を進めているほか、多くの経験を活かし、テレビ番組等の撮影指導やコーディネートも手がけている。主な著書に『和食だしは海のめぐみ(1)昆布(2)鰹節(3)煮干』(第23回学校図書出版賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • たまきら

    シリーズの中でもこれが一番好みでした。材料、歴史、ご当地レシピなども充実しているうえ、職人技が丁寧に撮影されていてワクワクします。地元の商店街にもおでんのネタ屋さんがありますが、自分は築地場外にあった佃權さんが大好きでした。なくなっちゃって寂しいです。

  • 宇宙猫

    ★★★★★ はんぺんも竹輪も蒲鉾だったなんて知らなかったな。お国自慢で、子供の頃は朱かった蒲鉾は”名古屋かまぼこ”だと知った。ピンクになったのは赤いウインナーが無くなったのと同じかと思ってたけど、大量生産に負けたのか。地域色が無くなっていくのは、ちょっと寂しい。

  • あねさ〜act3

    児童書のようですが、蒲鉾大好き💕な自分としては結構楽しめた🎵 大変そうだけど、蒲鉾作りにチャレンジしたくなる本。多分する機会はなさそうだが………🤣

  • たくさん

    かまぼこってこうやって見てみると結構魅力的。私がそう思うんだから、子どもたちの中にもこの写真を見て刺さって調べたくなるような子がいるかもしれない。だいたい自分が食べるものはスーパーで食べるもので、それ以外のものってあまり見ないけど地方によっても違うしよく似たもの練りものはいろいろ知っている。つながるつなげる新たに出会いたい。そういう欲求が詰まっている本になっていると思います。

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