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チ。-地球の運動について-4 ビッグコミックスピリッツ

魚豊

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784098610716
ISBN 10 : 409861071X
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

どれだけ絶望すれば、人は救われるのか?

「天動説」の大家・ピャスト伯から研究を託されたバデーニは、「地動説」証明へとさらに没頭する。一方、オクジーは一連の体験を物語として執筆し続けた。それぞれが希望を胸に行動する中、圧倒的絶望が音も立てずに彼らの元へと忍び寄るーーー
眼を塞げ、耳を塞げ、凡庸であれ。それこそが知性に対抗する唯一の手段だ。

【編集担当からのおすすめ情報】
「マンガ大賞2021」第2位受賞作!!
第1集で岩明 均氏、第2集で高橋しん氏に絶賛され、様々なメディアでの紹介も増えている、今読んで共に衝撃を分かち合いたい漫画の第4集です。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 海猫

    3巻を読んでけっこう間が空いたけれど、4巻の内容に自然と入れた。久しぶりに絵を見るとけっこう雑だし、もしかして時間が無かったのでは?と思うようなコマがあったりするが、なぜか作品世界の魅力に掴まれてしまう。とても知的興奮が沸き立つ。この巻も拷問場面があって今回は描写はそんなキツい方ではないのに、めっちゃ怖い。ヨレンタとノヴァクの関係性がわかってからの展開がサスペンスフルで、もうドッキドキ。心臓に悪いわー。ノヴァクの挙動と言動が一致しない様が凄く嫌。とか考えてたら良いところで終わってしまった。続きが気になる。

  • Aya Murakami

    ゲオで借りた本。  ゴミのような情報であふれかえる…。陰謀論があふれる現代のことですね。だからこそ情報を選別する技術が重要なのですが…。 ヨレンタさんの父親が…!

  • ムッネニーク

    69冊目『チ。 ー地球の運動についてー 4』(魚豊 著、2021年7月、小学館) そう来たか〜っ、という感じの4巻。 真理へ近付くためには、観測で得た記録のみを重んじる。しかし、それは信仰を否定することにはならない。 この物語の根幹をなすバランス感覚、これが今回は冴え渡っている。「チ。」というキーワード、各キャラクターによってこれに込められた意味が違うというのが面白い。 「今はこの地球を守る為に地獄へ行ける。」

  • 眠る山猫屋

    バデーニが到達した地動説の真理。完全ではないが、誰よりも宇宙の美しさに近づいた彼の過去を、バデーニは克服できたのか。冷徹で利己的な彼が動かされたのは、曖昧な意志を次第に鋭意にしてきた出自が貧民の相棒。ヨレンタのお父さんはとても理解があって暖かい人だと思ってたら・・・顔出ししないからおかしいなとは思っていたけれど。そして異端審問官ノヴァクがヒタヒタと近づいてくる。いつかは回心して地動説支援に廻るかと思っていたけれど、このまま仇役を貫くのかな。

  • Vakira

    命のある物はいずれ死が訪れる。永遠に個体が生き残ることは出来ない。生殖によって命は繋がる。生命の設計図は遺伝子が伝える。そして肉体と共に消滅するのが自我という意思だ。自我は伝わらない。しかし考えは書に書き残すことによってのちに伝える事が出来る。過去の人の考えを理解するためには文字を読めることが必要だ。「チ」とは地動説のことと思っていたら「知」ということも醸し出す。観察から分析できる理論と真実、そして知の探究と情熱。またしても興奮読書。オクジーは命を賭ける。さてどうなるオクジー 以下次号

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