ジェノサイド 上 角川文庫

高野和明

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041011263
ISBN 10 : 4041011264
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
追加情報
:
400p;15

内容詳細

2012年版「このミス」1位! 超弩級エンタテインメント!!

イラクで戦うアメリカ人傭兵と日本で薬学を専攻する大学院生。二人の運命が交錯する時、全世界を舞台にした大冒険の幕が開く。
アメリカの情報機関が察知した人類絶滅の危機とは何か。一気読み必至の超弩級エンタメ!


【著者紹介】
高野和明 : 1964年生まれ。2001年に『13階段』で江戸川乱歩賞を受賞し、作家デビュー。『ジェノサイド』で山田風太郎賞、日本推理作家協会賞を受賞した他、「このミステリーがすごい!2012年版」「週刊文春ミステリーベスト10」の1位を獲得。自著のドラマ化『6時間後に君は死ぬ』では脚本・監督も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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この本の面白いところは単なるパニック系や...

投稿日:2021/04/13 (火)

この本の面白いところは単なるパニック系や戦争物の脱出劇ではなく 人類とは何か生きるとはなにか、善とは、悪とは、つまり 人間とは何かを、問いかけながらストーリーを作り出している ところにあると思う。おすすめの一冊です。

aozo さん | 鳥取県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • W-G さん

    刊行当時以来の再読。今読むと、バーンズ大統領の顔がどうしてもトランプ大統領に脳内変換されて「ああ、この人だったらこういう事言いそう」と変に説得力を感じる。上下巻に分けて読むと、上巻は非常に先が気になるところで終わるのが心憎い。なんとなく全体像が掴めそうで掴めない、ココからもう一段物語が加速しそうな匂いがプンプンするところで終わる。改めて読むと、重要な人物の登場が意外に遅く、前半に印象的に登場する人物は物語終盤ではモブ化している事に気付く。ヌースの顔がイマイチイメージしづらい。画像で見てみたい。

  • absinthe さん

    アクション×パニック×ミステリー が大好きなabsintheは避けることができず、好評も手伝って買い。面白い!アクションも手ごたえがあって、いろいろ勉強にもなった。こういったスケールの大きな作品を書くことができる日本人がいたことも感激。ハリウッドで映画化してほしいという感想にも賛成。 特殊部隊員が出身部隊ごとにハンドサインが異なって面喰ったり、戦場でのトイレ問題とか(臭いで探知される?)知らないこともたくさん書いてあってリアルさが増している。(どこまで本当のことかは知らないけど。)

  • またおやぢ さん

    登場人物一人一人のキャラクター設定がしっかりしており、また個々の感情も細やかに丹念に描かれているのが良い。アメリカ、日本、コンゴの地域を行き来しながら物語は進む慌ただしさにも関わらず、グイグイ引き込まれるこの感覚は快感ですらある。さて、下巻も購入しに行かないとね。

  • 三代目 びあだいまおう さん

    間違いなく没頭できるいわゆる鉄板作品を選ばざるを得ない時、迷わずこれを手に取った。何度目の再読?私のベストランキング確実上位のエンタメ作品!昨日からなぜか頭の中をとある曲が占領してる。フレーズのリフレインが鳴り止まないのだ(困) 集中できない、仕事も読書も!だからこれ!人類が絶滅の危機!人類の突然変異で『進化した新人類』が現れたらしい!人智を凌駕した存在を恐れ世界最大の権力が極秘に抹消に動く!極秘とは、関わった者達の抹消でもある。予測不能な未曾有の危機に人間の本性がさらけ出る!何とか曲が止まったよ‼️🙇

  • kishikan さん

    とにかく、前々から気になっていたのだけれど、縁がなく読む機会を逃していた本をついに読んだ。やはり、評判通り非常に面白くて、なんで早く読まなかったのだろうと後悔。まずは、生物学というか人類進化という科学的な話に魅かれ、軍事的アクションとスパイもののスリリングな味わい、そして政治と社会というサスペンス的な要素、全体を通して、どう振興するのだろうという謎解き要素も含まれ、こりゃ日本人が書いたものじゃないのではないかと錯覚してしまう。翻訳本じゃないから、どんどん読み進められる。すごい!下巻が楽しみだわい。

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人物・団体紹介

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高野和明

1964年生まれ。映画監督・岡本喜八氏に師事し、映画・テレビの撮影スタッフを経て脚本家、小説家に。2001年『13階段』で江戸川乱歩賞を、2011年の『ジェノサイド』で山田風太郎賞と日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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