基本情報
ISBN 10 : 4879732877
内容詳細
本書の用語はJIS B 8622‐2002に、単位はSIに従う。市場の大半を占める臭化リチウム吸収冷凍機に的を絞る。空調、冷却、加熱システムなどの計画に、この冷凍機を組み込むときの、またその後の運転保守管理の手助けになりやすいものにする。難解な理論は最小限度にとどめ、正確さよりわかりやすさを第一とする。そのため一重効用置換法をはじめ、多くの近似解法を開発し、改善による効果の期待値を簡単に計算できるようにする。設置後の省エネ運転、機器の改良、システムの改善に力点を置く。ただしそのため、機器内部まで入る改造が必要になるものは、腐食の起因となるので採用しない。省エネルギーには、冷凍機の置かれているシステムの改善がきわめて有効に働くので、事例にはその改善を中心に可能なかぎり多くの代表例をあげる。省エネルギー対策の評価はCOP(成績係数)でなく、蒸気、都市ガスなどの加熱源の消費の削減量によるが、システム中の冷水、冷却水ポンプ、冷却塔の駆動動力の削減も評価に加える。
目次 : 1 冷凍機とは/ 2 一重効用吸収冷凍機/ 3 二重効用吸収冷凍機/ 4 直焚き吸収冷温水機/ 5 容量制御と安全装置/ 6 付帯設備/ 7 選定・保守管理・運転/ 8 吸収式冷凍機による排熱の有効利用/ 9 省エネルギーのための診断とシステム改善/ 10 システムと機器改善による省エネ事例/ 参考資料 省エネ法と吸収式冷凍機
【著者紹介】
高田秋一 : 1916年9月生。1937年名古屋高等工業学校機械科卒業。東洋キヤリア工業(株)入社。1939年(株)荏原製作所入社。冷凍機・空調装置の設計に従事。(株)荏原製作所理事・技監・顧問、(株)日設取締役、早稲田大学理工学部講師などを歴任。日本冷凍協会名誉会員
吉川光雄 : 1940年8月19日生まれ。1963年早稲田大学第一理工学部機械工学科卒。(株)荏原製作所冷熱機械技術室長、吸収式冷凍機・ターボ冷凍機の開発・設計部門を歴任。早稲田大学建築学科大学院非常勤講師などを経験。現・荏原冷熱システム(株)CS推進統括顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
人物・団体紹介
高田秋一
1916年9月生。1937年名古屋高等工業学校機械科卒業。東洋キヤリア工業(株)入社。1939年(株)荏原製作所入社。冷凍機・空調装置の設計に従事。(株)荏原製作所理事・技監・顧問、(株)日設取締役、早稲田大学理工学部講師などを歴任。日本冷凍協会名誉会員
建築・理工 に関連する商品情報
-
アンテナ工学の知識を習得するのに最適な一冊 無線工学の中枢であるアンテナ。そのアンテナの解析法技術を学ぶとができる『IoTシステムの極小アンテナ設計技術』。小形... |2016年01月04日 (月) 12:14
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・

