QED 憂曇華の時 講談社ノベルス

高田崇史

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065174425
ISBN 10 : 4065174422
フォーマット
出版社
発行年月
2019年11月
日本
追加情報
:
304p;18

内容詳細

安曇野・穂高で地元神楽衆の舞い手が刺殺される。遺体の耳は削がれ、「S」の血文字が残されていた。数日後、二人目の被害者が。死の間際、彼女は「黒鬼」と言い残した。鵜飼見物に石和を訪れていた桑原崇と棚旗奈々は、フリー・ジャーナリスト、小松崎に呼び出され、事件現場へ向かう。筑前博多近郊の古代海人・安曇族が移り住んだという地で起きた哀しい事件の因果を桑原崇が解き明かす。QED長編。

著者プロフィール
高田 崇史 (タカダ タカフミ) (著/文)
昭和33年東京生まれ。明治薬科大学卒。『QED 百人一首の呪』(講談社ノベルス)で第9回メフィスト賞を受賞しデビュー。歴史ミステリを精力的に書きつづけている。近著に『源平の怨霊 小余綾俊輔の最終講義』など。

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いつもながらに歴史の話が為になる。日本人...

投稿日:2021/03/02 (火)

いつもながらに歴史の話が為になる。日本人として知っておくことかもしれない。

マーメイド さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さつき さん

    今回の舞台は安曇野。神功皇后、武内宿禰、応神天皇にまつわる物語は想像を掻き立てられます。宇佐八幡信託事件にまで言及されると納得してしまいます。昼ドラみたいなドロドロ感ある殺人事件には唖然としてしまいました。

  • ポチ さん

    曇=ずみ、良く考えたら読めないなぁ。九州の安曇族、隼人。神功皇后の話。へぇ〜、そんな見方もあるなぁ、などと蘊蓄を楽しみました。

  • rosetta さん

    ★★★☆☆改めて思ったのだが、プライベートな旅行先で勝手に事件に巻き込んでおいてタタルのことを空気の読めない奴と貶す小松崎の方が迷惑な空気の読めない奴では無いか!それにしても日本の神話ってやつはいい加減なでっちあげばかりなのだなぁ。って当たり前か、誰かが自分に都合のいいようにこしらえたものなんだから。

  • agtk さん

    QEDシリーズ。完結したのかと思っていたが、本格的に再開したようで何より。今回は安曇野。タタルの蘊蓄はいつものことながらお見事。タタルに反応する奈々の夫婦漫才風の心内突っ込みににやりとさせられる。タタルの「俺ほど、この国における天皇の重要性と、天皇家を必要欠くべからざる存在だと考えている人間はいない」には感服。新作が待ち遠しい。

  • TAMA さん

    毎回楽しくて楽しくて。神社って面白い。お寺も面白いけど、この作者さんの本は生きてた人の歴史が<為政者の美しく直した「勝てば官軍」の歴史、ソコに奪われた人の忘れてなるものかっていう執念の文書と風習>、そして昨今のネット小説の《奪われた人のざまあ》が実際奪われた人への癒しの供物のようにも思えた。言葉の言いかえをこれでもかと並べる手法も好きだけれど、目が悪くなってきて 滑るー、覚えてられない。できれば、上下に分けてもいいから図表にしてもらえまいか

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人物・団体紹介

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高田崇史

1958年東京生まれ。明治薬科大卒。1998年『QED 百人一首の呪』でメフィスト賞を受賞し、作家デビュー。古代から近現代まで、該博な知識に裏付けられた歴史ミステリーを得意分野とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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