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軍神の血脈-楠木正成秘伝-

高田崇史

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062183215
ISBN 10 : 4062183218
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2013
Japan

Content Description

南朝に殉じ命を落とした勇将・楠木正成。太平洋戦争中、彼はその生き様から軍神として崇められた。―そして現代。特攻隊の生き残りで歴史研究家の修吉は、正成の死に纏わる恐るべき真実を発見する。だが直後、何者かに毒を射たれ、瀕死の重体に。背後に見え隠れする秘密結社“南木の会”…。修吉の孫・瑠璃は高校の同級生で作家の京一郎とともに、祖父の命を助けるため、正成の秘密を追う。南北朝時代から現代、そして東京の史跡と愛媛県を繋ぎ、葬られた歴史の真実が、明らかとなる。

【著者紹介】
高田崇史 : 昭和33年東京都生まれ。明治薬科大学卒。『QED百人一首の呪』(講談社ノベルス)で、第9回メフィスト賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひめありす@灯れ松明の火

    楠木正成といえば南北朝時代に出てきた悪党と呼ばれる、お髭のおっさんという印象しかなかったので、今回初めてその後の歴史に深く関わった人なのだ、という事を知りました。死ぬつもりのない、特攻隊でない飛行機乗りの若者達。トリックについてはちょこっとわかった所もあり。序盤で瑠璃が瑠璃はマリア様の色と表現している所があったので、きっと楠木正成が死んだ振りして海外に渡って、フランスで恋に落ち子孫がジャンヌダルクになって、それで軍神の血脈!!と想像していたのですが、まあ当然ですがそんな落ちにはなりませんでした。見事なり!

  • タックン

    前から読みたかった高田さん初読み。歴史が好きでも南北朝とか太平記とか楠正成は疎かったのでいい勉強になったかな。楠正成の最期の謎に特攻隊が絡んだミステリーでなかなか面白かった。ただ最期の真犯人があっさり捕まって動機もこじつけられてて拍子抜けかな。東京の寺と銅像の位置関係が(五茫星)の形になると知って訪れてみたくなった。QEDシリーズ読んでみたくなった。

  • Yuna Ioki☆

    1461-157-64 高田崇史作品初読み。こういう歴史に自分なりの解釈つける作風なのね〜。フィクションって前提で読むならこういうのもありかな。ただ楠木正成メインの戦国時代物かと思っていたのが現代小説だったのでちょっと拍子抜け(笑)

  • GaGa

    この作者は初読。正直ミステリーとしての完成度は低く、また視点の切り替わりがはっきりしている割に曖昧で案外読みにくい。ただ、楠木正成の新たなアプローチにおいては大いに評価でき、実際本当にこういう事なのではないかと思わせる説得力がある。確かに真実がこうだと、いろいろと問題は起きるだろう。あと、五芒星のことはこの作者が見つけたことなの?だったらすごいね。

  • とも

    ★★★★読みやすい、スピーディー、プロット、ほぼ揃っている。内容も現代のミステリーと歴史の裏側を掛け合わせた構成で一挙両得。難をいえば、井沢の二番煎じのようだが、フィクションでありながらも、あたかも真実では?と思わせるリアリティがある。当作は楠木正成を主役に添えながらも、鎌倉後期の建武の新政から太平記、脳と世阿弥、尊氏の素顔から、水戸学や戦中の皇国史観や特攻と近代史までを取り混ぜての内容で完成度は高い。

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