イラスト&写真でやさしく解説 よくわかる土中環境

高田宏臣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784865063950
ISBN 10 : 4865063951
フォーマット
出版社
発行年月
2022年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;21

内容詳細

土の中では水と空気が息づいている。SDGs時代に必読の一冊!土中環境の基礎知識から、水害や土砂災害の現地レポート、身近な場所から土中を変える10の方法まで。

目次 : 1 土中環境の基礎と山・川・里・海のつながり(土の中に目を向け、先人の営みを知る/ 基礎知識/ すこやかな山と川のつながり ほか)/ 2 現地レポート&再生プロジェクト(静岡県 熱海土石流/ 宮城県 丸森町豪雨/ 奈良県・千葉県 太陽光発電施設 ほか)/ 3 土中に働きかける10のアクション(落ち葉を活用する/ 庭木の剪定枝を活用する/ 石や瓦片を活用する ほか)

【著者紹介】
高田宏臣 : NPO法人地球守代表理事。株式会社高田造園設計事務所代表。一般社団法人環境土木研究所代表理事。1969年、千葉県生まれ。東京農工大学農学部林学科卒業。国内外での造園・土木設計施工ののち、現在は環境再生施工及び指導。土中環境の健全化、水と空気の健全な循環の視点から、住宅地、里山、奥山、保安林等の環境改善と再生の手法を提案、指導。大地の通気浸透性に配慮した伝統的な暮らしの知恵や土木造作の意義を広めている。行政や民間団体からの依頼で、環境調査、再生計画の提案、講座開催、および技術指導にあたる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 香菜子(かなこ・Kanako) さん

    よくわかる土中環境 イラスト&写真でやさしく解説。高田宏臣先生の著書。土中環境という言葉は最近よく使われる。でも土中環境という言葉の本当の意味を理解している人は少ないはず。土中環境という言葉を知ったかぶりするのはやめて土中環境について基礎から学ぶこと。土中環境と環境問題は切っても切れない関係。土中環境を知るための基礎知識を一から学ぶことができる良書。

  • ちょび さん

    山・川・里・海の繋がり。当たり前のことだけど、意識にない人が多数ではないか。山が荒れると海も荒れて生き物も取れなくなっていく。健全な土の中では水と空気が息づいていて豊かな土壌に必要な菌たちも沢山活動している。が、様々な要因で山が荒れることで災害が頻発。その復興土木工事で増々軟弱な地盤に。近代工法ではなく、もっと自然に寄り添った修復に変えて行くことで災害を減らすことも出来、自然環境も改善されると説く。アスファルトやコンクリートにガチガチに覆われて地球はさぞ息苦しいことだろう。

  • singoito2 さん

    読友さんきっかけ。「土と内蔵」の土の方を掘り下げた副読本として、イラストや写真も多くてとても分かりやすく読めました。庭造りの好きな友人に教えてあげたいし、熱海の土石流の話しなど亡妻の観点からも勉強になりました。

  • Y.Yokota さん

    人の勧めで。盛り土が問題とされた熱海の土石流について、著者は原因はそれだけではなく、近隣の太陽光発電施設やダム建設などにより周囲の“土中環境”が悪化していたため、と語る。土中環境が良い状態ならば水脈が走り、木の根は伸び、菌が繁殖して雨が多く降っても循環していく。その流れを絶ってしまうことが危険であると。ある海で海藻が獲れなくなった時、いくら海を掃除してもダメだったのが、近くの陸地の土中環境を改善したところ、海にも湧き水の恩恵が戻り、海藻も復活したとか。ちょっとうろ覚えですが。色々新しい視点が得られました。

  • トラッキー さん

    土中にあって見えていないものをいかに知らないか。それがいかに大切かを痛感した。本当に目から鱗で、思わず盛り土問題に関心のある友人にも、この本を読むように勧めてしまった。熱海の盛り土崩壊と土石流は、悪徳業者が盛り土を無理に積み過ぎたところに大雨が降ったから起きたと思っていた。しかしそれは直接的原因ではあり得ても、それだけでは海まで達する土石流は起きなかったこと。背景に砂防ダムや河岸擁壁、太陽光発電所などの土木工事による土中環境の破壊があったのではとの指摘に、深く考えさせられた。

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