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ISBN 10 : 4130203134
Content Description
目次 : 序章 交差する歴史家、交差する過去―「身分」をめぐって/ 1 身分を語る(比較から交差へ―アンシアン・レジーム期のフランスと江戸時代の日本の社会力学を交差させる/ 日本近世の身分と社会/ 慶長一七年、院内銀山と周辺地帯の関係構造)/ 2 書くこと、読むこと、残すこと(「人証」か「文証」か?―近世における入会山争論の内済と裁許/ 稀有な記述行為―近世フランス村落の「書かれたもの」と社会的地位/ 一八世紀後半パリにおける周縁者と「書く」行為―国王に対する偽の陰謀告発事件を例に)/ 3 財とジェンダー(貴族身分・「家」・領主所領―十六‐十八世紀/ 妻の身分・女性相続人の身分―女性と王家世襲財産/ 武家の女性と財産分与―徳川家康側室の事例から)/ 4 揺らぐ身分(江戸幕府御家人の身分と家/ 対立する利害に引き裂かれて―長崎のオランダ通詞の身分を考える/ 啓蒙の世紀と軍事改革―想像/創造された兵士たち)/ 終章 「社会」の胎動―近世国家・政治社会・身分制
【著者紹介】
高沢紀恵 : 法政大学。フランス近世史
ギヨーム・カレ : フランス社会科学高等研究院。日本近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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