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上流階級 富久丸百貨店外商部 2 小学館文庫

高殿円

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094066623
ISBN 10 : 4094066624
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

高卒からのたたき上げ、富久丸百貨店外商部の鮫島静緒(38)は、今日も個性豊かなセレブのお客様相手に奔走している。登校拒否ぎみの孫のためお金に糸目をつけない祖母。暴力団幹部の子を妊娠し、逃亡を望む愛人…。外商部の本格的な立て直しプロジェクトが始まり、男社会の古い社内体質が静緒を悩ませる。そこに同居人桝家の元彼まで登場!?そのうえ桝家をゲイと知る母親が、バツイチ独身の静緒に息子との再婚を勧めてきて!?竹内結子主演でドラマ化された話題作続編。神戸在住の著者による大ヒット小説、待望の文庫化!

【著者紹介】
高殿円 : 兵庫県生まれ。2000年に『マグダミリア 三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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表紙に惹かれて、まちがって2巻から読んで...

投稿日:2021/04/14 (水)

表紙に惹かれて、まちがって2巻から読んでしまいましたが、面白く、 1巻も読みました。上流階級を相手にする外商は普通の人。上流階級と 一般人との常識のずれなど、なるほどと思いながら、仕事の大変さを 感じつつ、主人公の強さや発想力にワクワクさせられました。将来の心配も 共感しながら、あんな同居人ならいてもいいなと、人間関係の面白さも。 3巻も楽しみです。

taku さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mukimi

    はまったーこの小説。仕事中も続きが気になりうずうず。仕事の出来る人が影で背負っている苦労や努力を知ることができて刺激になるし、その誠意が結果に繋がると自分のことのように嬉しく、富裕層の生態が実に興味深い。「只者じゃない人」の話ってスカッとして元気が出る。こんな風に真っ直ぐ仕事に全力投球したいと思う。主人公は独身で仕事しかないから、と言っているが、家族のケア等が必要だからこそ限られた貴重な時間を割く仕事には全力でありたい。お仕事小説でありながら、女性の一生と社会の理不尽にも切り込む、良くできた長編小説。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota)

    其の一を読んで、その面白さにびっくり。 早速、其の二を購入。一気読み。読んでいて改めて感じたのは一日二四時間一年三五六日という時間だけは貧富の差なく与えられるもの。富める人は時間を外商という道具を使って金で買うのだということ。後半のヤクザとの駆け引き、四季子夫人とのやりとり、どちらも緊迫した場面ながら腹の据わった静緒の対応が小気味よい。どうやら高殿円氏は鉱脈を探り当てたらしい。二巻で終わるのはもったいない。続編希望。

  • シナモン

    シリーズ2作目。会社の古い体質と戦いながらも、わいてくるアイディアを実現させようと頑張る静緒。応援したくなる。上流階級の方たちも抱える悩みは子や孫の行く末。庶民と変わらないのだなぁ。同居人桝家くんとの関係性も素敵だった。続けて其の三へ!

  • 33 kouch

    「わからないものに対して一度は拒絶しないといけないプライド…」少し身に覚えがある。上流階級層の思考やおもてなしを売るという外商員に興味あり、2巻目も読んでみた。1巻に比べると外商に伴う人間の機微のようなものがたくさん描かれている。苦労も多そうだがやり甲斐もありそうな仕事。上流層相手に見下され、公私の堺なく小間使いのように使われる、ただ一方で役得も多い。桝谷の母の意外な心意気に少しホロッと。後半やっと伝説の外商員葉鳥さんが再登場。3巻も楽しみ。

  • 坂城 弥生

    フランスの婚姻の考え方で『離婚してシングルマザーになった女性同士が家計の問題を解決するための婚姻』もあり。というのがすごいと思った。助け合って生きていきたい人と家族になる。それが本来正しい姿なんじゃないかな。

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