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競馬漂流記では、また、世界のどこかの観客席で 集英社文庫

高橋源一郎

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087451191
ISBN 10 : 4087451194
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2013
Japan

Content Description

小さな鞄に荷物を詰めて、格安航空券で、どこかの国のどこかの競馬場を訪れる。旅先で待っているのは、鍛えられた名馬たちと、競馬を愛する人々との出会い。ともに熱狂と愉しみを分かち合い、レースが終われば、互いに挨拶を交わして、馬も人も故郷へと戻っていく。“では、また、友よ、世界のどこかの競馬場で―”。競馬を見る喜びと、その旅の記憶を綴ったエッセイの名著が、ついに文庫化。

目次 : プロローグにかえて では、また、東京で―ジャパンカップ92/ ロンシャン、小さな数字の大きな意味/ ケンブリッジ発12時30分、ニューマーケット競馬場行き/ 来年のダービー馬を知ってるかい?/ アセッサーとその友人たちに乾杯!/ 昔、わたしの大好きな芦毛がいた/ 1984年11月10日、偉大な日の小さな出来事/ ラリイにまかせろ/ ミスター・フラナガンの歌声/ 一枚の写真〔ほか〕

【著者紹介】
高橋源一郎著 : 1951年広島生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第4回群像新人長篇小説賞優秀賞を受賞。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第1回三島由紀夫賞を、2002年、『日本文学盛衰史』で第13回伊藤整文学賞を受賞。06年、『ミヤザワケンジ・グレーテストヒッツ』により第16回宮沢賢治賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 佐島楓

    ギャンブルとしての競馬は嫌いだが、馬を見るのは好きだ。だからこの本にはおおいに惹かれた。流れるような文章はまるで映像を見ているようで美しい。世界中のひとびととの交流も楽しい。競馬を超えた何かが、この文中の世界のどこかに存在するのだろう。ここから見える今日の空は曇っている。

  • だーぼう

    競馬ファンが楽観主義者に変わったなんて、そんなのウソだ。 ペシミストがいるから、 競馬は楽しい。ブログに感想を書きました。

  • バーニング

    海外のことやこの90年代前半の空気感はよく知らないけど、競馬ファンとして幸福な一冊。そういうものを書いている。

  • ユッチー

    競馬をやる人はこれくらいロマンチストの方がいい。

  • はち

    競馬場漂流記とでも呼べる作品なんだけど20年以上前の話なのでよくわからない。競馬にあまり興味ない俺でも競馬場に行きたくなった。

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