Product Details
ISBN 10 : 408721012X
Content Description
子供たちの独立国家は、本当に実現するのか?そこで浮き彫りになる、日本の現在(いま)とは?本書は、竹島問題、憲法改正、象徴天皇制などのアクチュアルなテーマを、架空の小学校を舞台に平易な言葉で論じる、一八世紀以前にヴォルテールやルソーなどが得意とした「小説的社会批評」だ。謎の園長・ハラさんが経営する小学校に通う、主人公の小学生「ぼく(ランちゃん)」とその仲間たちは、知性と個性に彩られた不思議な大人たちに見守られながら、少しずつ自分たちの「くに」を創り始める。
目次 : いろんなことを最初に書かなきゃならない/ 「くに」ってつくれるんだ/ 最初に「こっき」をつくってみることにした/ ぼくたちの学校/ ぼくには得意ワザがない/ 肝太先生/ 肝太先生のおはなし/ ぼくの家の「憲法」たちのこと、そして理想先生のこともちょっと/ 「憲法」の中にいる悲しいひと/ キヨミヤくんのこと〔ほか〕
【著者紹介】
高橋源一郎著 : 小説家。1951年生まれ。81年、『さようなら、ギャングたち』で第四回群像新人長篇小説賞優秀作を受賞しデビュー。88年、『優雅で感傷的な日本野球』で第一回三島由紀夫賞、2002年、『日本文学盛衰史』で第一三回伊藤整文学賞、12年、『さよならクリストファー・ロビン』で第四八回谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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佐島楓
読了日:2018/05/14
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読了日:2018/03/18
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読了日:2018/01/02
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