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火城 幕末廻天の鬼才・佐野常民

高橋克彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569696614
ISBN 10 : 4569696619
Format
Books
Release Date
December/2007
Japan

Content Description

幕末の佐賀藩の最先端技術が、日本の将来を守る城となる。類まれな行動力と涙で藩を動かした佐野常民。幕末の佐賀藩を雄藩に仕立て上げた男の熱き生涯を描く。著者の歴史小説の原点である本格歴史長編、待望の復刊。

【著者紹介】
高橋克彦 : 昭和22年(1947)、岩手県生まれ。早稲田大学卒。昭和58年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞を受賞し、文壇デビュー。昭和61年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、昭和62年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、平成4年に『緋い記憶』で直木賞、平成12年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆきえ

    鍋島閑叟(なべしまかんそう)佐野栄寿(さのえいじゅ)伊東玄朴(いとうげんぼく)広瀬元恭(ひろせげんきょう)緒方洪庵(おがたこうあん)高野長英(たかのちょうえい)於条童仙(おじょうどうせん)田中儀右衛門(たなかぎえもん)近江翁中村奇輔(なかむらきすけ)石黒寛二(いしぐろかんじ)ジョン万次郎井伊直弼長野主馬(ながのしゅめ)

  • KAZY

    佐賀藩ってこんなに進んでいたんだっていうのが正直な感想。で佐野栄寿。口入れ屋とは言うけど理論の裏付けがあるからだよね。今で言う人情派のジェネラリストっぽいけどやっぱり芯は通ってる。

  • maito/まいと

    こんなご時世だからこそ読みたい1冊。舞台は幕末、国内屈指の技術力・経済力を持ちながら時代の中心から一歩身を引いた佐賀藩。その佐賀の鬼才・佐野栄寿(常民)の生き様を通して、未来のために必要なものとは何か、を問いかける歴史小説です。「この国にたった1つ、遙か先を眺めて生きる藩があってもいいではありませんか」未来のために今何を為せるのか?何を残していくのか?国や組織に委ねるのではなく、1人1人が考え実行していかなければならない課題。見つめてみるいい題材になると思います。佐野のその後を描いた続編希望です。

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