基本情報

内容詳細
タヌキは”まぬけ”で、キツネは”ずるい”?
そのイメージにはワケがあった!
人間が持つ「動物のステレオタイプ」はどこからきたのか。
生態学者がひもとく「人と動物の関係」
言葉、歴史、生態、民話・伝承・……・動物へのイメージの起源と変遷がわかる!
**********
第1章 たくさんある動物にまつわる言葉
第2章 動物のイメージはどこからきたのか?
進化生物学的に見た好まれる動物の条件
パンダはどうして人気者なのか?
恐怖心や不快感が嫌われる動物を生む
ヘビはなぜ気味が悪いのか?――――――――ほか
第3章 ペットとしての動物
忠実で人なつっこいイヌ
気まぐれで孤独なネコ
可愛さを絵にかいたようなウサギ
なぜネズミは嫌われてしまうのか?――――――――ほか
第4章 家畜としての動物
のんびりと牧歌的なウシ
颯爽と駆けるウマ
鼻が印象的なブタ
ヒツジとは似て非なるヤギ―-――――――ほか
第5章 代表的な野生動物
人にあまりによく似たサル
間抜けでずんぐりしたタヌキ
狡猾であやしいキツネ
巨大だけどお人好しなクマ――――――――ほか
第6章 利用される「野生」動物
本当は飼育が難しいアライグマ
観光客を呼ぶ奈良のシカ
捕鯨とイルカショー――――――――ほか
第7章 動物観の変遷
狩猟採集・農業・都市生活における生活の変遷
都市生活はヒトをどう変えたか?
民話・伝承に読み取る動物観の変遷
第8章 私たちは動物とどう向き合うか
史実に残る「動物裁判」
高等・下等の境界はあるか?
パンダ・フィーバーの問題
現代人と動物のステレオタイプ――――――――ほか
高槻成紀(たかつき・せいき)
1949年鳥取県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了、理学博士。
東京大学、麻布大学教授を歴任。現在は麻布大学いのちの博物館上席学芸員。
専攻は生態学、動物保全生態学。ニホンジカの生態学研究を長く続け、シカと植物群落の関係を解明してきた。最近では里山の動物、都市緑地の動物なども調べている。
著書に『野生動物と共存できるか』『動物を守りたい君へ』(ともに岩波ジュニア新書)、『タヌキ学入門:かちかち山から3.11まで』(誠文堂新光社)、『唱歌「ふるさと」の生態学~ウサギはなぜいなくなったのか?』(山と渓谷社)、『都会の自然の話を聴く: 玉川上水のタヌキと動植物のつながり』(彩流社)ほか多数。
【著者紹介】
高槻成紀 : 1949年鳥取県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了、理学博士。東京大学、麻布大学教授を歴任。現在は麻布大学いのちの博物館上席学芸員。専攻は生態学、動物保全生態学。ニホンジカの生態学研究を長く続け、シカと植物群落の関係を解明してきた。最近では里山の動物、都市緑地の動物なども調べている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
読書メーターレビュー
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
powered by
ユウユウ さん
読了日:2020/03/10
いちりんご さん
読了日:2019/09/30
spatz さん
読了日:2021/03/29
遊々亭おさる さん
読了日:2018/07/01
yamakujira さん
読了日:2020/03/15
(外部サイト)に移動します
物理・科学・医学 に関連する商品情報
-
『さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑3』6月25日発売 さかなクンの大人気番組の書籍化。魚のさばき方からはく製作りまで、めざせさかなクン! 付録はさかなクン直筆お魚イラスト... |2024年04月09日 (火) 00:00
-
ノーベル賞2022 | 受賞者著作、関連本 今年の受賞者は10月3日(月)から10日(月)にかけて発表されます。生理学・医学賞、物理学賞、化学賞、文学賞、平和賞... |2022年10月03日 (月) 18:30
-
BLSヘルスケアプロバイダーコースの本 病院の内外で実践できる,個人およびチームのBLSスキルを指導する『BLSヘルスケアプロバイダー受講者マニュアル』のほ... |2016年02月10日 (水) 16:45
-
内科、外科1700疾患を1冊に凝縮 多くの病棟で常備され,看護師をはじめ,様々な医療従事者に利用されている『イヤーノート 2017 内科・外科編』。認定... |2016年02月10日 (水) 16:23
おすすめの商品
商品情報の修正
ログインのうえ、お気づきの点を入力フォームにご記入頂けますと幸いです。確認のうえ情報修正いたします。
このページの商品情報に・・・
