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ISBN 10 : 4781616615
Content Description
タヌキは”まぬけ”で、キツネは”ずるい”?
そのイメージにはワケがあった!
人間が持つ「動物のステレオタイプ」はどこからきたのか。
生態学者がひもとく「人と動物の関係」
言葉、歴史、生態、民話・伝承・……・動物へのイメージの起源と変遷がわかる!
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第1章 たくさんある動物にまつわる言葉
第2章 動物のイメージはどこからきたのか?
進化生物学的に見た好まれる動物の条件
パンダはどうして人気者なのか?
恐怖心や不快感が嫌われる動物を生む
ヘビはなぜ気味が悪いのか?――――――――ほか
第3章 ペットとしての動物
忠実で人なつっこいイヌ
気まぐれで孤独なネコ
可愛さを絵にかいたようなウサギ
なぜネズミは嫌われてしまうのか?――――――――ほか
第4章 家畜としての動物
のんびりと牧歌的なウシ
颯爽と駆けるウマ
鼻が印象的なブタ
ヒツジとは似て非なるヤギ―-――――――ほか
第5章 代表的な野生動物
人にあまりによく似たサル
間抜けでずんぐりしたタヌキ
狡猾であやしいキツネ
巨大だけどお人好しなクマ――――――――ほか
第6章 利用される「野生」動物
本当は飼育が難しいアライグマ
観光客を呼ぶ奈良のシカ
捕鯨とイルカショー――――――――ほか
第7章 動物観の変遷
狩猟採集・農業・都市生活における生活の変遷
都市生活はヒトをどう変えたか?
民話・伝承に読み取る動物観の変遷
第8章 私たちは動物とどう向き合うか
史実に残る「動物裁判」
高等・下等の境界はあるか?
パンダ・フィーバーの問題
現代人と動物のステレオタイプ――――――――ほか
高槻成紀(たかつき・せいき)
1949年鳥取県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了、理学博士。
東京大学、麻布大学教授を歴任。現在は麻布大学いのちの博物館上席学芸員。
専攻は生態学、動物保全生態学。ニホンジカの生態学研究を長く続け、シカと植物群落の関係を解明してきた。最近では里山の動物、都市緑地の動物なども調べている。
著書に『野生動物と共存できるか』『動物を守りたい君へ』(ともに岩波ジュニア新書)、『タヌキ学入門:かちかち山から3.11まで』(誠文堂新光社)、『唱歌「ふるさと」の生態学~ウサギはなぜいなくなったのか?』(山と渓谷社)、『都会の自然の話を聴く: 玉川上水のタヌキと動植物のつながり』(彩流社)ほか多数。
【著者紹介】
高槻成紀 : 1949年鳥取県生まれ。東北大学大学院理学研究科修了、理学博士。東京大学、麻布大学教授を歴任。現在は麻布大学いのちの博物館上席学芸員。専攻は生態学、動物保全生態学。ニホンジカの生態学研究を長く続け、シカと植物群落の関係を解明してきた。最近では里山の動物、都市緑地の動物なども調べている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ユウユウ
読了日:2020/03/10
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読了日:2019/09/30
spatz
読了日:2021/03/29
遊々亭おさる
読了日:2018/07/01
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読了日:2020/03/15
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