Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• James Hayashi

  読了日：2018/06/03

  「燃ゆるとき」の続編。時は1989年。日本企業の米国進出ラッシュ。マルちゃんでお馴染み東洋水産がバージニアで第2工場を立ち上げるが、セクハラ、ユニオン(労働組合)、異文化コミュニケーション、メキシコ進出など海外拠点を立ち上げ時、ぶつかる難問を描いている。１袋10数セントという安価な製品のため、会社幹部自らコストカットの努力をし、失敗をしても切り捨てず包容力のある企業である事をうかがわせる。出張や出向など海外赴任する人は目を通しておくべきと思われる作品。中井貴一主演で映画化もされた。

• asanosatonoko

  読了日：2014/09/18

  日本流のやり方でアメリカで成功した企業の話、というのがテーマらしい。サクセスストーリーかつ、文体が短く要点のみを記すような書き方なのでこの手の小説にしては読みやすい。

• ねんまく

  読了日：2018/09/09

  読むのに時間がかかってしまいましたが、とても面白い内容でした。登場人物がみんな優秀なんですけど、こういう人達の下で働いてみたいと思う話しでした。要求も高いだろうけど。 マルちゃんでおなじみの東洋水産をモデルにした話でしたが、トヨタとかホントに大きい企業以外でも、世界で成功をしている企業は沢山あるんでしょうね。高杉さんの作品は初めてでしたが、他のも読んでみたいと思います。

• Kobakampan

  読了日：2015/09/18

  最初読んだ時、燃ゆるときの続編かと思ったけど、名前が違う気がするから違う話かと思ったら結局続編のフィクション？だった。燃ゆるときを読んでて思ったけど、登場人物の名前を覚えるのが難しい。名前とキャラクターが全然一致しない。話自体はおもしろい。

• 薦渕雅春

  読了日：2014/11/08

  東洋水産の創業者 森 和夫 氏を描いた実名モデル小説の続編。全額出資のアメリカ法人を舞台に描かれている。外国で会社を経営するためのテキストブックとも言える内容。アメリカ、メキシコを中心に大活躍の マルちゃんブランド、たかがラーメン、されどラーメン である。セールスは入社して2、3年経てば誰にでも出来る。原価を計算して、販売企画、販売促進を図るのがマーケティングだ。また 「勇将の下に弱卒なし」と 強いリーダーシップを持つ創業者、あるいは片腕の役員 のもと社員が立派に育った様が見事に語られている。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します