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なぜ人は砂漠で溺死するのか? 死体の行動分析学

高木徹也

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784840134958
ISBN 10 : 4840134952
Format
Books
Release Date
August/2010
Japan

Content Description

意外な死因と予想外の場所で、実は多くの人が死んでいる。「病院外の死」に日本一詳しい法医学者が聞き取った遺体の声。様々な不慮の死の形と原因をスリリングに解説する戦慄の医学ルポ。

【著者紹介】
高木徹也 : 法医学者。1967年東京都生まれ。杏林大学医学部法医学教室准教授。東京都監察医務院非常勤監察医、東京都多摩地区警察医会顧問として、不審遺体の解剖数は日本1、2を争う。法医学・医療監修を行っているドラマや映画は多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mitei

    死亡診断書を書くのは遺族にも影響を与えるので心労が耐えない仕事だなと思った。死因を探るのも難しく大変だなぁ。

  • ふろんた2.0

    風呂溺のような突然死も、事故ではなく持病が発症したことによる死であることも多い。人ってなかなか死なないようで、ちょっとしたことでも簡単に死んじゃうんだなあ。自殺の章でげんなりしたけど、最終章がお口直しでよかったです。一読しておけば、周囲で突然何かあった時にパニックにならずに頭を働かせることもできそうです。

  • てっしー

    法医学者の立場から書く、意外な死因の数々。人体のメカニズムの緻密さに感動すると同時に、ちょっとした「間違い」が、思わぬ死に繋がることもあると知り、驚きである。もちろん逆に、知っておけば命を助けることもできる役立つ知識も載っている。特に放散痛(心臓などの知覚神経が通っていない臓器が痛んだ場合、別の部位に痛みが表れる)の知識や、地震などで重量物に体が挟まった場合に、止血せずにただ重量物をどかしただけでは壊死した部分から悪い成分が体を巡ってしまうことなど、勉強になった。

  • みこと

    たいへん勉強になりました。普段なかなか知ることのできないいろいろな死因やそのメカニズム、自殺についての裏話など非常に興味深いコラムが多くて面白かった。文章も砕けた感じで読みやすかったのでとてもわかりやすかった。そしてもう少し法医学というものは大事にされてもいいのではないかと思いましたです。

  • とうゆ

    人間死んだ後のことはあまり考えないものである。しかし死因というのは意外と重要なんだなと気づかされた。死因によって生命保険の額は変わるし、事故か自殺か他殺かの判断も変わってくるだろう。それらは残された者にとっては大きな事である。また法医学に大きい地域格差があるそうだが、突然死する人は場所は選べないだろうし、ゆゆしき問題である。

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