Books

妖説地獄谷 下巻

高木彬光

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784394904403
ISBN 10 : 4394904404
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2023
Japan

Content Description

時は天保十三年、老中水野忠邦による天保の改革で厳しい緊縮令が敷かれるなか、江戸の人々は抑圧的な日々を暮らしていた。ある春の宵、十六夜の月を見ながら歩いていた旗本の次男坊、早乙女主計は、高名な女侠、人魚のお富と出会う。お富と奇遇にも何度も行き逢うなかで深く惹かれていく主計だったが、それは先の知れぬ巨大な宿命劇の始まりであった。次々と現われる謎を追いかけるうちに見えてきたのは、この江戸に渦巻く巨大な陰謀の姿…そしてその渦に巻き込まれ必死にもがく己の姿だった…。推理小説界の巨匠、高木彬光が贈る一大伝奇時代長編の傑作!

【著者紹介】
高木彬光 : 大正9年(1929年)、青森県で四代続いた医者の家系に生まれた。京大卒業後、小説家を志し創作活動を始める。『刺青殺人事件』が江戸川乱歩に認められ、推理作家としてデビュー。昭和25年(1950年)『能面殺人事件』で第三回探偵クラブ賞を受賞。探偵神津恭介シリーズ、検事霧島三郎シリーズなどの推理小説が多数ある。一方、時代小説、SF小説、少女向け小説など多数の作品を遺している。平成7年(1995年)七十四歳死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 田中峰和

    上巻以上に影の薄くなる早乙女主計。まぼろし小僧に助けられるシーンは続くが、ついに小僧の正体が判明。遠山左衛門少尉とまぼろし小僧は同一人物と思わせられていたが、実はそっくりさん。鳥居一味と敵対する遠山同様、小僧も正義の味方だった。地獄図絵の刺青を入れられた園絵は松平斉貴のもとに身を寄せ、生涯共に暮らすことになる。決して不幸な人生とはならなかったことが救い。隠し財産の在り処の地獄谷をようやく探し当てたが、そこには黄金はなく一通の奉書のみ。家の復興を諦めたお富は主計とともに新たな生活を夢見る。

  • kanamori

    ☆☆☆

  • Steppenwolf

    10点満点の7点.上と同じく記録漏れしていた.

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items