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ISBN 10 : 4642084096
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明治維新の変革を目指して、地方・地域を背景に活動した草莽の志士たち。彼らは何を考え、何を契機に決起したのか。新政権樹立をなしとげた一握りの勝者からだけでは描ききれない、戊辰戦争のもう一つの側面に迫る。
目次 : 1 明治維新の志士(幕末志士の二類型/ 草莽の志士の運動の諸段階)/ 2 戊辰前夜の草莽の志士とその隊(西国における王政復古後の草莽の志士とその隊/ 東国における王政復古後の草莽の志士とその隊)/ 3 鳥羽伏見戦争直後の総督府と草莽諸隊(山陰道における草莽諸隊―西園寺公望と草莽の志士/ 畿内における草莽諸隊―岩倉具視らと草莽の志士)/ 4 戊辰戦争期の総督府と草莽諸隊(官軍先鋒赤報隊の結成と四日市処刑事件/ 東山道鎮撫総督府と赤報隊一番隊)/ 5 草莽の志士・草莽諸隊切り捨ての時代へ(岩倉具視と官軍体制の確立/ その後の草莽の志士)
【著者紹介】
〓木俊輔 : 1939年長野県に生まれる。1962年東京教育大学文学部史学科卒業。1970年東京教育大学大学院博士課程単位取得退学。1976年文学博士(東京教育大学)。現在、国文学研究資料館名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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