基本情報
内容詳細
インパール作戦惨敗の主因は、軍司令官の構想の愚劣と用兵の拙劣にあった。インパール盆地の湿地帯に投入された戦車支隊の悲劇を描く「全滅」、軍司令部の無謀な命令に悩まされ続けた“祭”第十五師団長と参謀長の痛憤を描く「憤死」。戦争の実相を追求し、現代に多くの汲み取るべき教訓を与える執念のインパール連作、二作を一冊に。
目次 : 全滅(トルブン隘路口/ 蜂の巣陣地/ 連隊長の交代/ ニントウコン/ 青つり星赤つり星/ 白昼攻撃/ 死守命令/ 戦場往来/ 潜入部隊/ 最後の日)/ 憤死(戦場の約束/ 国境の古道/ 師団長と参謀長/ 火砲三十六門/ 軍司令官と残飯/ 天険の要害/ 電光の正体/ 戦車出現/ 敵中脱出/ さまよう司令部/ 名誉心 功名心/ 敗走)
【著者紹介】
高木俊朗 : 1908(明治41)〜98(平成10)年。東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。松竹蒲田撮影所に入社。戦時中、陸軍報道班員として、中国、マレーシア、インドネシア、タイ、仏印、ビルマなどに従軍。従軍記者の経験をもとに、インパール作戦の悲惨さを明らかにして、軍指導部の無謀さを告発することを決意。49年無謀なインパール作戦の悲惨な戦闘を描いた最初の単行本『イムパール』を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ユーザーレビュー
投稿日:2021/04/25 (日)
読書メーターレビュー
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Satoshi さん
読了日:2021/03/19
かに さん
読了日:2022/10/09
teitowoaruku さん
読了日:2022/01/13
卍ザワ さん
読了日:2024/01/02
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人物・団体紹介
高木俊朗
1908(明治41)〜98(平成10)年。東京生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。松竹蒲田撮影所に入社。戦時中、陸軍報道班員として、中国、マレーシア、インドネシア、タイ、仏印、ビルマなどに従軍。従軍記者の経験をもとに、インパール作戦の悲惨さを明らかにして、軍指導部の無謀さを告発することを決意。49年無
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