Books

米と小麦の戦後史 日本の食はなぜ変わったのか ちくま学芸文庫

高嶋光雪

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480513038
ISBN 10 : 4480513035
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

米に代わり急速に普及した小麦。その裏には、余剰農産物に悩むアメリカと経済発展を急ぐ日本の思惑の一致があった。衝撃の戦後史。解説 鈴木宣弘

【著者紹介】
高嶋光雪 : 1948年、北海道旭川市生まれ。70年に京都大学経済学部卒業、NHK入局。農林水産番組部で「明るい農村」「食卓のかげの星条旗〜米と小麦の戦後史〜」、スペシャル番組部で「日本の条件・食糧」「21世紀は警告する(「梅山豚」パート)」「絵巻切断〜秘宝36歌仙の流転〜」などを制作。その後、ニューヨーク特派員やメディア展開部、関連事業室などを経て、2005年名古屋放送局長。06年から8年間、(社)デジタル放送推進協会専務理事を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • よっち

    米に代わり急速に普及した小麦。その裏には余剰農産物に悩むアメリカと経済発展を急ぐ日本の思惑の一致があったことを解説する戦後史。第二次大戦と朝鮮戦争を経て膨大な余剰小麦を抱えるようになったアメリカと、戦後復興の中で安価な食糧と開発資金を必要とする日本の思惑の一致から進められた、国民全体への小麦の普及。パン屋育成や販売戦略、学校給食での提供やテレビ番組の提供など、様々な形で普及を推進していたことが伺えて、日本人がパン食にシフトしていった背景にはそんな影響も大きかったことは知っておいてもいいような気がしました。

  • ばんだねいっぺい

    アメリカが余剰小麦を売るためにいかに戦略的に日本人たちの胃袋をつかんでいったかという資料となっている。このときの様子を見ても、日本の農政については、現実ベースではないような気がした。どこを向いているのやら。

  • ののまる

    令和の米騒動は、戦後GHQ占領から始まった「胃袋からの属国化」の結果である。アメリカ小麦、トウモロコシ、豚に完敗した日本の小麦と米。

  • バッシー

    アメリカの超積極的な食糧輸出戦略には驚くばかり。 しかし特に深く考えずに喜んで小麦を受け入れていた日本人の姿をみるに、昨今の米不足もこれまでの自業自得なのか?とも考えされた。

  • かっさん

    米と小麦の戦後史 #読了 戦後、アメリカがいかにして米から小麦へ、魚から肉食へと日本の食を侵略していったのか?を流れを追って解説している本 最後の解説のタイトルが胃袋からの属国化なんだけどほんとにそんな感じ。 戦後の環境だと最初は仕方ないのかもしれないけど怖いよね

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items