羽生結弦は助走をしない 誰も書かなかったフィギュアの世界 集英社新書

高山真

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087210170
ISBN 10 : 4087210170
フォーマット
出版社
発行年月
2018年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;18

内容詳細

羽生結弦ファン、必読!
生粋のスケオタファンが超絶マニアックに書いた
フィギュアが100倍楽しめる本!

フィギュアスケート界で人気実力ともにナンバーワンを誇る羽生結弦。羽生のスケーティングを語るとき、人は「美しい」「観客を引き込む」という曖昧な表現に終始するか、「何回ジャンプを跳べたか」という点をクローズアップするばかりだ。

著者は、38年間この競技を見続けてきた生粋のスケートファン。フィギュア愛炸裂のマニアックな視点で、「羽生の演技の何がどう素晴らしいか」を、表現、技術の両面から分析。

10代からのスケーティングを振り返り、羽生がなぜ強いのか、なぜ美しいのかを徹底的に考察する! 『ショパン バラード1番』、『SEIMEI』についても詳しく語る。

また、宇野昌磨、ハビエル・フェルナンデス、ネイサン・チェン、パトリック・チャン、ボーヤン・ジン、ミハイル・コリヤダ、宮原知子、三原舞依、樋口新葉、メドベージェワなど、現役スケーターはもちろん、浅田真央、伊藤みどり、クワン、ストイコ、町田樹など歴代スケーターたちの名プログラムも語りつくす!

■主な内容
・8種類のスケーティングを複雑に緻密に組み合わせる羽生の超絶スケーティング
・フィギュアスケートのキモは、技と技の「あいだ」にある!
・勝負曲『ショパン バラード1番』&『SEIMEI』徹底解説
・音楽との同調性を表す羽生の独特な「腕の動き」
・カタリーナ・ヴィット『カルメン』、キャンデロロ『三銃士』から考える表現力
・語っているのは上半身か、スケート靴か
・羽生は「登場人物」にもなり「音楽」にもなれる
・選手の個性とプログラムの個性を考える
・羽生結弦の名プログラム(『パガニーニの主題による狂詩曲』『ツィゴイネルワイゼン』『ロミオとジュリエット』『パリの散歩道』『ノートルダム・ド・パリ』『オペラ座の怪人』『Let’s Go Crazy』『Hope & Legacy』『ホワイト・レジェンド』……)
・「踊りにくい曲」でも踊れてしまう宇野昌磨の圧倒的ミュージカリティ
・スペインの至宝フェルナンデスがあえて選んだ勝負曲『ラ・マンチャの男』
・史上最強のスケーティングの神・パトリック・チャン
・ザ・伸び盛り! ネイサン・チェンが見据えるのは2022年か
・ボーヤン・ジンが演技を覚えた
・絶対女王メドベージェワの素晴らしいトータルパッケージ力
・大ベテランカロリーナ・コストナーは滑るたびに「ピュア」になる
・「努力家すぎるほど努力家」宮原知子の素晴らしき復活
・すっ飛んでいくようなエネルギッシュさを持つ樋口新葉
・偉大なる先達・伊藤みどり
・浅田真央に寄せて
・成功は金メダルでは測れない
・羽生結弦の歴史は、ケガや病気と闘ってきた歴史でもある
・スケーターはすべてをもっていっていい

■目次
まえがき
用語解説
第1章 フィギュアスケートの「本当の魅力」とは
第2章 「表現力」「芸術性」とは何か
第3章 羽生結弦の名プログラム ここがすごい
第4章 平昌オリンピックのシングルスケーターはここがすごい
第5章 歴史から学ぶ―選手が望むもの、私が望むもの
あとがき

■著者略歴
高山 真(たかやま まこと):エッセイスト。東京外国語大学フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる。著書に『恋愛がらみ。不器用スパイラルからの脱出法、教えちゃうわ』『愛は毒か 毒が愛か』など。

【著者紹介】
高山真 : エッセイスト。東京外国語大学外国語学部フランス語学科卒業後、出版社で編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 鉄之助 さん

    タイトル最高! 中身はガッカリ。筆者の「ツボ」となっているスケーティングの細部にわたる分析には、はっきりいって細か過ぎてついていけなかった。タイトルの、助走なしで超難技にすっと入る羽生の凄さをもっと突っ込んで書いてほしかった。

  • 佐島楓 さん

    ジャンプなどの技術面だけでなく、表現力や芸術性に光を当てて考察してくださっているのがよかった。羽生選手についての記述はもちろん多いが、ほかの選手に対しても敬意をはらっている様子がとてもよく伝わってくる、スケート愛にあふれた一冊だった。

  • 澤水月 さん

    全員応援スタイルで好感。特に今季目立つ「他者下げ推し上げ」「主観の芸術性押し付け」への問題提起に大拍手。著者ご本人の闘病もありとにかく皆の健康ファーストと五輪・メダルに関係ない選手個々の幸せ願う姿勢も良く、書き手として居住まい正させられる気持ちに。動画見ながら読むとなお楽しめる

  • Koning さん

    ユヅの名プロを事細かに解説しつつ(著者の個人的な感想でそれ以外でも無問題と言う態度)全スケーターをリスペクトしまくる正しいスケヲタの愛に溢れる一冊。ステップワークの解説の密度たるや!脳内リプレイ再生できちゃったよ(w。本気で見始めた時期も近いせいかこんな本いつ書いた?感すらありましたとさ。個人的にはこれでアイスダンス書いてくれたらという(ry

  • Y2K☮ さん

    著者は観戦歴38年のコアなファン。私もそれにやや劣る位のプロレスファンだからか結構楽しめた。どうしてもジャンプなど派手な大技に注目するけど、大事なのはその前後の動きで何を見せるか。この技と技の間の繋ぎ=トランジションの出来で点が分かれる。そして音楽との同調性。危険技やハイフライではなくプロレスは戦いを、ジャンプやポーズではなくフィギュアは滑りを見せるのが原点。あと芸術点は曖昧とか転倒しても人によって減点が少ないのは何故等の疑問or誤解も解決できた。謙虚な熱と愛に満ちた良書。全選手及び著者の健康を祈ります。

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