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9・11倶楽部

馳星周

User Review :3.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784163272405
ISBN 10 : 4163272402
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

地下鉄サリン事件で妻子を亡くした救急救命士が出会った、新宿で生きる戸籍のない子どもたち。理不尽で不公平な社会に復讐するため、彼らがはじめた危険きわまりない“遊び”とは…。

【著者紹介】
馳星周 : 1965年、北海道生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。出版社勤務を経て、フリーライターとなる。96年、『不夜城』でデビュー。98年、『鎮魂歌(レクイエム)不夜城2』で日本推理作家協会賞長編部門、99年、『漂流街』で大薮春彦賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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久々に読んだが時代背景が懐かしい ちょっ...

投稿日:2021/04/17 (土)

久々に読んだが時代背景が懐かしい ちょっと、強引な設定だがまあまあかな

リプリー さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 志庵

    救命士の堕ちていく様に納得が出来ない。なんであんたまて犯罪に手を染めてくん?て感じ。それが馳作品といわれればそれまでなんですが…。

  • カワセミ440

    新宿で死に物狂いで?生きる戸籍のない不法滞在者の残留孤児達。地下鉄サリンで妻子を喪って孤独に生きる救命士織田がその残留孤児たちと疑似家族になっていく・だけじゃ終わらないのが馳星周さんだな。破滅に向かっていく織田さんに同情の余地はあるけど、ほかに手はあったんじゃないの?って思わないでもない。現実の世で不法滞在の戸籍無し残留孤児ってどれくらいいるんだろう?子供たちに罪は無いんだよね、生きていくのってどう考えても辛いよなあ。織田さんにはサリン事件から立ち直って未来に向けた生き方して欲しかったけどなあ。

  • tonsuke

    救命士が、なんで?中国の孤児たちに同情するのと、犯罪に加担するのとはぜんぜん違う次元でありまして、なっとくいきませ〜ん。いくら、地下鉄サリン事件で身内に犠牲が出たからといって、そんなぁあ〜。ず〜とそんなことを思いながら読んでいた。 終盤は、救命士が走る走る。走れメロス状態で、最後力尽きた。読むのも力尽きました。

  • ぐずぐず

    あまりのダークさ(おかしな日本語ですが通じますよね?)に疲れて、暫く遠ざかっていた馳作品。久々に勇気を奮って読んだこの本は、他の作品よりグンとマイルド。それなりのカタルシスも用意されていて、多少なりとも遣り切れなさを緩和させている。スピード感は相変わらずで、ラストまで中弛み無く読ませる。普通の冒険小説と思って読んでも違和感は無い筈。ディープな馳ファンには物足りないんだろうなぁ。

  • 蝉、ミーン ミーン 眠ス

    馳星周作品の中ではかなり真っ当な部類に入る主人公なだけに堕ちていく展開には強引さを感じたが、じゃあ他にやれることがあったのかといえば結局は離散の道しかないのだし、ならばやりたいことをやって破滅するのも一興ではある。

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