煉獄の使徒 下

馳星周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103159025
ISBN 10 : 4103159022
フォーマット
出版社
発行年月
2009年05月
日本
追加情報
:
20cm,657p

内容詳細

楽園なのか、それともここは煉獄か。使徒たちにより、最後の審判が実行される。ピカレスクの回路を自ら閉じるため、権力者は慌てふためき悪徳刑事に縋りつき…。スピード感溢れる巨編の完結作。

【著者紹介】
馳星周 : 1965年、北海道生れ。1996年、『不夜城』で文字通り衝撃のデビューを飾り、吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。さらに第二作『鎮魂歌―不夜城2』は日本推理作家協会賞受賞作となる。1999年には『漂流街』で大藪春彦賞に輝き、不動のステータスを確立する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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フィクション&ノンフィクションでは「弥勒...

投稿日:2010/03/30 (火)

フィクション&ノンフィクションでは「弥勒世」の方が圧倒的に秀作だったと思います。 馳 星周氏はもはやオールフィクションはネタ切れなのかもしれません。「不夜城」シリーズは非常に素晴らしい作品でしたが、その後の失速振りは残念です。「沈黙の森」も酷かったし・・。 さて、この「煉獄の使徒」もオウム真理教事件をベースになぞり、フィクションとノンフィクションを交差させて物語を進めていきます。オウムの背後に、警察と政治家が暗躍していた。というストーリーは実際にありそうで背筋が凍りました。出家信者、教団No.2、公安、政治家という4本柱がしっかりしているので、読んでいて安定感がありますが、ベースがベース(皆が知っているという意味で)なので先が読めてしまい、またそれを裏切ることなく進んでいくストーリーなので緊張感に欠けます。結論は同じでも、もう少し捻りが欲しかったです。 そういう面では、フィクションとノンフィクションを交差させて物語を進めていく手法は、ジャンルは違いますが真山仁氏の方が圧倒的に手腕は上だと感じます。

メタリック さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • さと さん

    読み進むにつれ心は重くなるのに、頁をめくるスピードは加速していく。事実とフィクションの境界線が曖昧になっていく。ひょっとしたら本当にこうした現実があったのではないか、とさえ思うのは怖れが姿を変えた欲によって人の心がたやすく崩壊する事を知っているからかもしれない。何のために何をしようとしているのかさえ分からなくなっていく様は読んでいて息苦しさを伴う。事件の結末を迎えた後だったら馳氏は慎平をどう救ったのだろうか、それとも・・・。

  • うーちゃん さん

    実際の事件の顛末を知っているので、そこにフィクションとしての肉付けをどのようにしていくのかがポイントになるが、裏切り、騙し合い、駆引き、、男たちの綺麗事なしの泥仕合が最後まで続き、息もつかせない。ヨーガを極めて自分を高めたいという純粋な気持ちで入信した未成年の慎平が "グル"に心酔し、次第に暴走していくさまが痛ましく、恐ろしい。このあたりはフィクションの枠を越え、洗脳の恐怖がリアルに伝わってくる。馳作品は大長編が多くて尻込みしていたが、また読んでみたいと思った。

  • ミシェル さん

    ある意味、この疾走感がたまらない。ちょっと散らかりすぎな印象はあるが、1000ページを走りきった体力は流石。やっぱ、オウムですね。  ★★★★☆  あーさーはーらーしょーこー♪

  • nyangle さん

    読み終わって感じるのは、ようやくこの小説世界から解放されたという安堵の気持ち。重く苦しい展開だった。というのは、登場人物のだれひとりとして救われそうにないから。さて、結果はいかに? 読んでみてくださいませ。ずっしりと重い、読み応えのある物語でしたよ〜。

  • ophiuchi さん

    読んでいても読み終わっても吐き気をもよおすようなノワール。公安警察と地下鉄サリン事件の実行犯たちの描写にリアリティがなく何だか肩すかしされたように思った。

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人物・団体紹介

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馳星周

1965年、北海道生まれ。横浜市立大学卒業。97年『不夜城』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞、98年『鎮魂歌 不夜城2』で日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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