【第163回直木賞受賞作】少年と犬

馳星周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163912042
ISBN 10 : 4163912045
フォーマット
出版社
発行年月
2020年05月
日本
追加情報
:
312p;20

内容詳細

家族のために犯罪に手を染めた男。拾った犬は男の守り神になった―男と犬。仲間割れを起こした窃盗団の男は、守り神の犬を連れて故国を目指す―泥棒と犬。壊れかけた夫婦は、その犬をそれぞれ別の名前で呼んでいた―夫婦と犬。体を売って男に貢ぐ女。どん底の人生で女に温もりを与えたのは犬だった―娼婦と犬。老猟師の死期を知っていたかのように、その犬はやってきた―老人と犬。震災のショックで心を閉ざした少年は、その犬を見て微笑んだ―少年と犬。犬を愛する人に贈る感涙作。

【著者紹介】
馳星周 : 1965年、北海道生まれ。横浜市立大学卒業。出版社勤務、書評家などを経て、96年『不夜城』で小説家デビュー。同作で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞を受賞。98年『鎮魂歌 不夜城2』で日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で大藪春彦賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 鉄之助 さん

    感動もの、とわかっていても、ラスト7ページは涙が止まらなかった。犬の名前「多門」には、深〜い意味がありそうだ。仏教の多聞天は、四天王のひとつで「よく聞く所の者」。だから、連作短編集の6人、それぞれの主人公の苦しみに耳をじっと傾け、護ってくれる。各章で登場するときは、いつも「傷つき、くたびれ、飢えている」多門だが、みんなの心を温める。各章、辛い幕切れなのは、そうでもしないと、多門が次の旅に出られないからか? 超愛犬家の馳星周、ならではの良くできた物語だった。面白過ぎて、読む手が止まらずあっという間に読了。

  • starbro さん

    馳 星周は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。愛犬家の著者の犬本、3作目だWAN。釜石(東日本大震災)〜熊本(熊本地震)ドッグ・ロード・ノベル、奇跡の物語、感涙作でした🐕🐕🐕 https://books.bunshun.jp/articles/-/5521

  • ウッディ さん

    震災で飼い主が亡くなり、何かを求めて旅する犬・多聞。その途中で出会った人たちは、利口な多聞と心を通わせ、温かな気持ちになるが・・。男、泥棒、夫婦、娼婦そして老人、犬と出会った人たちはいずれも悲劇的な結末を迎えるが、彼らにとって、犬との出会いが不幸だったのか、それとも不幸の前のささやかな癒しと捉えるのか、自分の中での収まりが悪かった。犬とともに幸せに過ごした過去は、不幸な現実を忘れさせてくれる優しい記憶なのかもしれない。特に、「男と犬」で、多聞を見た認知症の母がほほ笑むシーンは、切なく胸に刻まれた。

  • yukision さん

    震災の迷い犬という登場シーンから早速涙腺が緩む。ひたすら西へ向かって旅を続ける犬が目指す先に何があるのか。各地で犬を助け人たちは、実は犬の方が選んだ、自分を必要とする人たちばかり。全編、辛い雰囲気が漂う中、真っすぐな犬の存在が光る。

  • ショースケ さん

    無駄な表現を削ぎ落とした文章でとても読みやすい作品だった。岩手で被災した犬、多聞。賢くて誇り高く超然した目をしている。何人かの飼い主に拾われその人達の心のよりどころとなる。これだけ人の心を理解した犬なら、私もそばに置きたいな。最後の少年と犬では、あーそうくるかと驚きがながらも感動した。直木賞とるのも納得!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

馳星周

1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。’96年『不夜城』で小説家としてデビュー。翌年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、’98年『鎮魂歌 不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞を受賞。’99年『漂流街』で第1回大藪春彦賞を受賞。2020年『少年と犬』で第163回直木賞を受賞(本データはこの書籍

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品