路地裏のヒミコ

飴村行

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163900230
ISBN 10 : 4163900233
フォーマット
出版社
発行年月
2014年02月
日本
追加情報
:
252p;19

内容詳細

二十五年前に姿を消した、百発百中の予言者「ヒミコのオッサン」。軽い気持ちで彼の正体を探りはじめた二人の若者は、想像を絶する恐怖の真相に辿りつく…。ホラー界のスーパースターによる、規格外の怪作。

【著者紹介】
飴村行 : 1969年、福島県生まれ。東京歯科大学中退。2008年『粘膜人間』で第十五回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞しデビュー。第二作『粘膜蜥蜴』は「このミステリーがすごい!」で六位にランクインするなど話題を呼んだ。10年、同作で日本推理作家協会賞を受賞。ホラー、ミステリー、ユーモアを融合させた独自の作風で注目を浴びている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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表題の「路地裏のヒミコ」と「銀のエンゼル...

投稿日:2021/03/16 (火)

表題の「路地裏のヒミコ」と「銀のエンゼル」の2作が収録されています。 どちらもイヤーな感じを味わえるホラーで面白いですが、気分が中以上の時に読むことをお勧めします(笑)。

とらばたー さん | 不明 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ さん

    『銀色のエンジェル』面白いですね。ラストどうなるのか予想がつかなかったです。そして、しっかり伏線も貼ってあって、してやられた感ありました。亮子みたいな女性を書かせたら、うまいね。女って怖いわと思いますね。『路地裏のヒミコ』ちょっとクセのある物語でした。これは『銀色のエンジェル』を読んだ後だと、物足りないというか、イマイチな感じがしました。軍医とか、飴村さんは軍事物好きなのかな。両作品とも、粘膜シリーズを彷彿というか、思わせる。飴村さんは動物と人間を合体させるの好きだなあ(笑)

  • Akira さん

    ★★★★ 【銀色のエンジェル】読んで分かった。飴村は普通にホラーミステリーが描けると。つまり、粘膜シリーズは完全に確信犯だ!。表題作【路地裏のヒミコ】読んで分かった。やっぱり飴村は頭おかしい(褒めてます。敢えて呼び捨てです)。ヒミコの予言が当たっていく姿に心臓ばくばく。意味の分からない言葉が羅列される所も、歯切れがいいkらどんどん読まさる(北海道弁)。飴村さん凄い(最後はちゃんとさん付け)

  • さっとる◎ さん

    飴村さんによる現代ホラーの中編2つ。粘膜シリーズの突き抜けっぷりを期待すると正直ちょっとあれ?だがこれはこれで(笑)。ちゃんとエンタメしていながら不穏感溢れる飴村ワールド。「水銀のエンゼル」この骨格で書く作家さんは他にもいそうな感じながらラスト間際の畳み掛けは彼にしか書けないだろう(笑)。スイートな日常なのにくるぞくるぞという予兆が半端ないのは作者が作者だからか。それから表題作「路地裏のヒミコ」!何だよヒミコのオッサンて(笑)。この表紙も飛ばしすぎだろ(笑)。好きだけど。不条理ホラーな怒濤のラスト(笑)。

  • しあん さん

    すさまじいまでの筆致に一気に読み終えてしまいましたが、なんだかどぶの水を大量に一気飲みさせられたような、そんな気分の読後です。『水銀のエンゼル』は、まだ飲み干せる酒だった。『路地裏のヒミコ』はもはや想像を超えた領域に達した作品で、『家畜人ヤプー』や『ドグラマグラ』に匹敵すると心底思いました。いや、本当に凄いです。

  • らむり さん

    中編2作品。ん?これは単なる私小説?と思ってたら、終盤で一気にひっくり返るのが1作品目。もう1作品(表題作)は、今までの飴村さん作品っぽいミステリー。粘膜シリーズや「厠の怪」の短編とかの方が私は好きだけれど。

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人物・団体紹介

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飴村行

1969年福島県生まれ。2008年『粘膜人間』で日本ホラー小説大賞長編賞を受賞し、デビュー。極彩色の悪夢のような強烈で唯一無二の作品世界で読者を熱狂させる。2010年『粘膜蜥蝪』で日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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