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思考停止する職場 -同じ過ちを繰り返す原因、すべてを解決するしかけ-

飯野謙次

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479796350
ISBN 10 : 4479796355
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2018
Japan

Content Description

無自覚のうちにおこなっている判断の放棄、ステレオタイプな決断、残念な予測、コミュニケーション不全によるミスの隠蔽、事故への不十分な対応、ずさんな検証、硬直するタテ割り組織、事なかれ主義、暗黙のルール、創造性を抹殺する発言…成長・発展を停滞させる空気は一体どこから?日本人が陥る思考・行動の特性。「最も知るべきこと」を凝縮!人も、企業も、発想・行動・結果が飛躍的に改善するエムパワリング・コミュニケーションの最適な入門書!

目次 : 第1章 危険な職場を生むコミュニケーション(一瞬で「2億ドル」が消えたNASAの伝達ミス/ あなたの言葉は、確実に伝わっていますか? ほか)/ 第2章 自分で考えて動く人が育つしかけ(自己流で仕事をする人は要注意/ 「人は真似をすることから始める」という真実 ほか)/ 第3章 こわいのは、上司のこのひと言(「リスクがある」―否定しづらい正しさのようなものがあるが…/ 「前例がない」―これからつくるくらいの気概がほしい ほか)/ 第4章 思考が動く職場とは、どんな場所か(なぜリンク評価を間違えるのか/ 作業の流れは「グラフにする」 ほか)

【著者紹介】
飯野謙次 : スタンフォード大学工学博士。1959年大阪生まれ。東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、ゼネラル・エレクトリック(GE)原子力発電部門へ入社。その後、スタンフォード大で機械工学・情報工学博士号を取得し、Ricoh Corp.へ入社。2000年、技術文書翻訳やアプリケーション開発を請け負うSYDROSE LPを設立、ゼネラルパートナーに就任。2002年、特定非営利活動法人「失敗学会」副会長となる。2009年、事務局長兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • なるうお

    失敗学をベースとした論点で書かれており、期待したものと少し違った。失敗をベースに真因を突き止め、日々改善活動をしていくことはもちろん大事だが、そればかりではないはず。思考停止はそもそも現状バイアス主義が生むものであり、失敗してから動くのではなく、日々失敗の目を摘むあるいは、効率化や生産性アップの為に、もっとより良い方法に改善していく、とコトの方が重要だと考える。本著は失敗学に寄りがち、失敗しないためにはマニュアル化、と書かれているが、マニュアル化こそが思考停止の原因だ。

  • nob

    畑村先生の「失敗学」に基づく、創造性組織論。再発防止の三大無策として以下を挙げる。1.周知徹底:慣れとともに、大切な知識が抜け落ちてしまうのが人間。2.教育訓練:現場に出れば現場の慣習に従ってしまうのが人間。3.管理強化:管理の手順に従うことに気を取られ、作業が形骸化してしまうのが人間。人間の特質を認めた上でミスを起こさないためには、システム、メカニズム側で対策しなければならない。

  • O. M.

    職場のミスを、管理者としてどう改善すべきか、という観点から書かれた本。対策としてよくある「周知徹底」「教育訓練」「管理強化」を三大無策と断じています。耳が痛い。。。創造的な発想に基づく業務プロセスの改善を求めています。現場感覚に富んだ良書。

  • あきら

    20220019 部下を思考停止させるワードの一つに「簡単だから」、「期待してるよ」があったのは意外。 自分基準で簡単だから他人に取っても簡単と考えるのはNG。万一失敗しても良い様な表現しておいた方が良いと言うのはなるほどなと思った。期待してるも、同様に耳触りは良いが、明確なプラスを与える言葉で無いにも関わらずプレッシャーを与えるので、逃げ道があった方が良いと。p194.195の心構えを忘れずにコミュニケーションを取れば部下のやる気を削ぐ可能性は下げられるかな。それが思考停止の阻止にも繋がるかな

  • sakko

    実際に起きた事故の事例で出てくる専門機器について、その分野の知識が全くないのでイメージが難しく、正直よく分からなかった。どんな職場環境だとしても、コミュニケーションを取り合う事や、情報共有をしっかり行う事が大切ですね。

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