Books

墜落現場遺された人たち御巣鷹山、日航

飯塚訓

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062107464
ISBN 10 : 4062107465
Format
Books
Publisher
Release Date
January/1970
Japan

Content Description

日航機墜落事故発生時、遺体の身元確認捜査の責任者だった著者が、自らの体験と、胸がつまるような取材で書き下ろした生命の重さを問う鎮魂の書。

【著者紹介】
飯塚訓 : 1937年、群馬県に生まれる。日本大学法学部を卒業。1960年、群馬県警察官として採用され、以後、警察本部課長、警察署長、警察学校長等を歴任。1985年、高崎署刑事官在職時に、日航機墜落事故が発生、身元確認班長に。1996年、退官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • てんちゃん

    日航機墜落事故に関わった様々な立場の人々の15年後の姿を追ったルポ。著者自身が事故時に遺体確認にあたり陣頭指揮をとった元警察官。自身が当事者であったために感情のこもったルポになっている。多くの人々が献身的に事故の対応にあたった。しかしマスコミの過剰な報道や心ない人々による誹謗中傷により生存者や遺族にとっては困難の多い15年だった。ただでさえ非情な事故だったのに。この著書は2001年に出版されたもの。今の日本は不条理な暴力に虐げられた人に対して温かな支援ができる成熟した社会になっているのか考えさせられます。

  • ストーハ

    日航機事故に携わった関係者は、把握されているだけで13万人にもなるという。そのほんの一部の方々に話を伺う。未だに様々な憶測が飛び交う事故だが、この本はあくまでも作者自身が見たり聞いたりしたことのみが記されている。また、当時遺体の身元確認班長として被害者、遺族と真正面から向き合ったこの方だからこそ、聞き出せた話というのも多いのだろう。 終始裏方に徹した葬儀屋さん達の話も印象的。現場に駆けつけた医療班にしても、誰もが『使命感』を持って行動していた。一方で、マスコミの非常識な行動には呆れてしまった。

  • パズル

    日航機墜落事故(生存者女性4名、死亡者520名)に関わった、自衛隊、看護師、葬儀屋、地元住民や遺族から当時の状況を振り返ってもらっています。想像を絶する現実ですが、人間の逞しさを感じました。

  • ツキノ

    『墜落遺体』を読んだあと、別の利用者が返却されて知った本。日航職員や医療従事者、葬儀屋などがマニュアルにない対応をするのに心打たれた。遺族たちのことばも。村の人たちも素晴らしい。

  • Humbaba

    人の命というのは簡単に消えてしまう可能性がある。それが自分の原因ではないとしても、巻き込まれてしまう危険は残る。残された家族は、自分がそのきっかけを作ってしまったのではないかと後悔する。後悔しても仕方ないし、そもそも自分が悪いわけではないのだが、それでも悔やんでも悔やみきれないものはある。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items