須賀敦子全集 第1巻 ミラノ 霧の風景、コルシア書店の仲間たち、旅のあいまに 河出文庫

須賀敦子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309420516
ISBN 10 : 4309420516
フォーマット
出版社
発行年月
2006年10月
日本
追加情報
:
15cm,453p

内容詳細

『ミラノ 霧の風景』―須賀文学の魅力が凝縮した、不滅のデビュー作。講談社エッセイ賞、女流文学賞受賞。『コルシア書店の仲間たち』―60年代ミラノの小さな共同体に集う人々の、希望と熱情の物語。『旅のあいまに』―単行本未収録の連作エッセイ12篇。深いまなざしで綴られるさまざまな出会い。

目次 : ミラノ 霧の風景(遠い霧の匂い/ チェデルナのミラノ、私のミラノ/ プロシュッティ先生のパスコリ ほか)/ コルシア書店の仲間たち(入口のそばの椅子/ 銀の夜/ 街 ほか)/ 旅のあいまに(マリ・ルイーズ Marie Louise/ ヴァレリー Valerie/ インセン In‐seng ほか)

【著者紹介】
須賀敦子 : 1929‐98年。兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。上智大学比較文化学部教授。1991年、『ミラノ 霧の風景』で女流文学賞、講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • はっせー さん

    全集と聞いてどんなイメージを持ちますか?私は修行のようなイメージがある。なぜならその著者といい部分と悪い部分があるから読んでいて落差が大きいと思っていた。だがこの全集は今の所違う。どの作品も面白い。全体を通しては温かい日の電車の中のような心地よさで溢れている!話の中身は暗いものも案外多い。だがその悲しみの中でも著者の須賀敦子さんの思いだったり思い出を綿密に描くことによって私達も疑似体験出来るようになっている。まだまだ先が長いが不安でない。むしろ心躍っている!早く続きを読んでみたいと思える全集である!

  • あーさん☆転スラ·薬屋·本好き·魔導具師ダリヤ続々アニメ最高です!!(⁠≧⁠▽⁠≦⁠) さん

    著者の須賀敦子氏の頭脳の良さが文章にヒシヒシと出ている本。聖心女子大学卒。上智大学教授ってハイスペックな方の文章は凄いな(¯―¯٥)でも、出版社がルビを入れないから、この凄さを若い人達に読んでもらえないと言う事実がちょいと寂しい(¯―¯٥)この本に辿り着ける若い人が何人いるのかな?('・ω・')

  • コットン さん

    3つの上手さとセンスを感じるエッセイを収録。(このうち『コルシア書店の仲間たち』は既読。)『ミラノ 霧の風景』:友人にからかわれながら早起きして新聞を買いに行くほど熱中した新聞小説が『香水』(←これ私も面白く読みました!)だった話や、イタリアの八百屋の奥さんに古新聞をあげていて、じぶんでも贅沢だと思いながら東京で買ったハンカチを整理の悪さで古新聞の中に挟んだままなのを八百屋さんにあげてしまい奥さんに感謝されて引っ込みがつかなくたった話など。人の好さが文章からにじみ出ているように感じ好感もてます。

  • 佐島楓 さん

    『ミラノ 霧の風景』『コルシア書店の仲間たち』『旅のあいまに』収録。読み飛ばすことができず、時間がかかってしまったが、結果的に正解だった。コルシア書店での様々なひとびととの出会いと別れ、喜びと悲しみを描くには、須賀さんの中で醸成する時間が必要だったのだろう。過去を書き、もう会うことのないひとびと。でもなにか、悲しいだけで終わらない、彼女のなかの世界観、空間のようなものも感じ取れるのは、筆の力ということなのだと思う。

  • 雪月花 さん

    最初の一文からすぅっと引き込まれ、ミラノの霧が心の中に漂い始めるような魅力のあるエッセイ。著者が1960年代に留学していたイタリアで出入りしていた出版社や書店で出会った様々な階級や人種の人々のことが、事細かに語られていて、その時代のヨーロッパ文化や情勢を垣間見ることができるのもまた興味深い。著者が夫ペッピーノと出会ったコルシア書店は、多くの人が仕事帰りに立ち寄っては語り合うことのできる憩いの場だった。こんな書店が今の日本にもあればなあと思う。じっくり時間をかけて何度も読みたい大好きな一冊となった。

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人物・団体紹介

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須賀敦子

1929‐98年。兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。上智大学比較文化学部教授。1991年、『ミラノ 霧の風景』で女流文学賞、講談社エッセイ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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