Product Details
ISBN 10 : 4417018901
Content Description
現在は名誉毀損・医療・知的財産・交通・国家賠償・学校・職場・家庭などの分野ごとに縦割りになっている不法行為法上の問題点を,改めて損害賠償請求という横串を通して整理し再検討することで,損害賠償請求訴訟の現在の到達点を立体的に俯瞰できるようになり,今後の実務に役立つのではないかとの考えのもとで検討した。
各分野で定評のある現職の裁判官や元裁判官を中心に執筆をお願いし,その実務経験に基づく叡智をお借りした。裁判官にはあまり馴染みがない分野についてはその分野を専門に研究している先生方にも執筆をお願いし,総勢95人の裁判官,元裁判官,研究者に論考を寄せていただいた。
全4巻の本書は,実務で問題となる損害賠償請求訴訟におけるこれまでの到達点が簡潔にわかりやすく説明されているだけではなく,これまで通説・判例とされている議論に対し果敢にチャレンジしてこれからのあるべき損害賠償請求訴訟の姿を提示しようとする論考や,これまでにはない視点からの検討を含む論考も少なくなく,まさに現時点における損害賠償請求訴訟の実務を立体的に俯瞰することができる有益な実務書となっている。
訴訟を担当する裁判官や弁護士だけではなく,損害賠償請求に関係する多くの方々に本書を手に取ってその完成度を確認してもらいたい。
【著者紹介】
須藤典明 : 日本大学大学院法務研究科客員教授・弁護士・元東京高等裁判所部総括判事
深見敏正 : 弁護士・元東京高等裁判所部総括判事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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