非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グル

Individuals/organizations Page

Books

Aidで生まれるということ 精子提供で生まれた子どもたちの声

非配偶者間人工授精で生まれた人の自助グル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907961008
ISBN 10 : 4907961006
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • リノン

    AID=非配偶者間人工受精を初めて知りました。不妊治療の一つで、日本で既に60年以上の歴史もあり、生まれた子は一万人以上もいる。AIDで生まれた子自身は、この事実を知った時その後にどう感じたのかが本人達の言葉で綴られています。外部者から見ると、「生きている事が大事」「多くの人達のお陰で生まれた」となるが、当事者は「出自を知る権利がある」「親から嘘をつかれた」「自分の家族に申し訳ない」など、悩みや葛藤が孤独と共に続く。夫婦だけの問題で済ませるのではなく、子にも人権があることを忘れてはいけないと感じました。

  • shikada

    AID(非配偶者間人工授精)で生まれた人びとが、自分の出生について知るまでの経緯、当事者の座談会、研究者の意見などをまとめた一冊。日本ではAIDは戦後から行われ、それによって生まれた子どもは推定1万から2万人いるとのこと。自分の生物学上の父親が分からないアイデンティティ上の不安や、出生の事実を話してくれなかった親への怒りや不信感などが伝わってくる。いわゆる「出自を知る権利」も認められつつあるそうだけど、親からすると「知らぬが仏」と考えて、子供に事実を伝えずにいてしまうのは無理もないことなんだろうか。

  • くさてる

    わたしは基本的に科学技術の発展万歳、医療の進歩大歓迎という価値観の人間で、これまでそれを疑ったことはあまりなかったのですが、この本を読んだことで、さすがに、生殖医療という分野だけは、そんなに無邪気な考えではいけないのではないかと思うようになりました。できれば、これは今後廃れていく技術となればいいと思います。いまは不妊とされている男女が、それでもなんとか技術の進歩によって、その男女自身の卵子と精子の結びつきによるこどもを授かることが出来るようになる、そんな当たり前の方法がこの技術に取って変わることを望みます

  • まど

    問診票に血縁者の既往歴を書くときや遺伝の可能性がある病気が見つかったとき、どこから来たのか何者かわからない自分が子どもをもつことなど、AIDで生まれた当事者にとってはものすごく怖いことなんだろうと思う。うまれてきてよかったと思えない人が多いことを知る。自分がAIDで生まれたことを知らない人が多いというデータにも驚く。

  • マイケル

    大人になって打ち明けられたAIDによる誕生の経緯。親にだまされていた半生。匿名提供者。遺伝上の父を知りたい。生殖医療で第三者の精子・卵子使うべきでない。自分が分からない。本書で紹介された当事者の子どもの声を聞くべき。遺伝子診断の時代、隠せない。子どもはまだかという声が女性に圧力を掛けてAIDに向かわせたのか。血のつながりのない父親と子どもの関係の難しさ。母親の浮気を疑った子ども。不妊原因は全て女性にあるかのように男性側が原因の不妊はタブー視される。技術的に可能だからといって何でもやって良いとは限らない。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items