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憧れの世界 -翻案小説を書く

青木淳悟

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784991074370
ISBN 10 : 4991074371
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2024
Japan

Content Description

舞台は1995年、主人公は受験を控えた中学三年生。
読書に夢中の少女はくり返し図書館へと出かける。

三島賞作家・青木淳悟はなぜ『耳をすませば』の翻案をくり返すのか?
「耳すま」のはずなのにどこか様子が変
ついに書かれた青春小説


ジブリアニメ「耳をすませば」に材をとる2つの翻案小説
「憧れの世界」、「私、高校には行かない。」(『文學界』掲載)のほか、
執筆の背景と翻案小説を書く試みで直面する課題を実作に即して検討する
「〈青春懺悔の記〉いかにファンでなかったか?」(書き下ろし)、
「小説家、ジブリを書こうとする ――「失敗から始める」翻案への道」(書き下ろし)を収録。

【著者紹介】
青木淳悟 : 1979年埼玉県生まれ。2003年「四十日と四十夜のメルヘン」で新潮新人賞を受賞。2005年、同作と「クレーターのほとりで」を収めた『四十日と四十夜のメルヘン』で野間文芸新人賞を受賞。2012年『私のいない高校』で三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • えりまき

    2025(86)ジブリファンの青木さんによる「耳をすませば」の翻案小説とエッセイ。ジブリ愛が伝わってきました。「翻案」は初めてだけど、楽しい〜!もっともっと読みたいです。

  • そうたそ

    ★★☆☆☆ 「耳をすませば」の翻案小説二作を収める作品集。翻案小説という言葉自体、まともに耳にするのは黒岩涙香以来では、と思ってしまうほどの珍しさがある。なぜ今会えてジブリ作品の翻案小説に取り組もうとしたのか、というとこほも含めて書かれており、小説以外にも読みどころはある。むしろ、小説そのものは至って普通の青春小説であり、翻案小説ならではの面白味はよほど「耳をすませば」が好きでなければ分からないかも。そのため、一番面白いのは妙に自省的な自作解説だったりする。

  • ぽち

    ジブリ作品『耳をすませば』の翻案小説を書く──文芸誌に発表した二篇と執筆の動機、作品解説を記したエッセイ二本を収める。かつて「最強の前衛」と称された著者である、『このあいだ東京でね』『私のいない高校』への言及もあるけどこの作家は前衛なのではなく自分が強く惹かれる対象を小説へと昇華することに執着するのだろうか。でこの本はやっぱりヘンで、やっぱりつっかえつっかえするのだ。

  • めだいさる

    前書き→『耳をすませば』の翻案小説2編→著者解説の流れ。 翻案小説自体は普通だが、同じ作品の翻案小説を文芸誌に2回書くのは、何とも青木淳悟らしい。 著者解説がかなり面白かった。原作は1度観ただけなので、ついて行けない部分があったが、原作ファンの方が読んだらどう思うのかが気になる。

  • イワシ

    「優れた古典は鑑賞するばかりか「書かれる」ことにも耐える。」

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