始末屋 池袋てるてる坊主殺人事件 メディアワークス文庫

青木杏樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784049133769
ISBN 10 : 4049133768
フォーマット
出版社
発行年月
2020年08月
日本
追加情報
:
297p;15

内容詳細

“お手元に始末したいものはありませんか”池袋を震撼させる大学生連続リンチ殺人、通称・てるてる坊主殺人事件。被害者は皆、頭にビニール袋が被された姿で発見される。ジャーナリスト・小柳は被害者たちと怪しげな二人組の繋がりを掴む。―依頼を受けた“もの”を秘密裏に始末するという都市伝説めいた存在、始末屋バルトアンデルス。異能を持つ盲目の少女・律と、彼女を保護する一見軽薄な男・陽司。謎に包まれた彼らの思惑に、やがて事件は絡め取られていく。

【著者紹介】
青木杏樹 : 『ヘルハウンド 犯罪者プロファイラー・犬飼秀樹』(メディアワークス文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 坂城 弥生 さん

    死体が悲惨な状況の上描写が細かくて気持ち悪くなるくらい生々しかった。タイトル的に始末屋の目線かと思ったら、依頼人(ではないのか…)というか事件に巻き込まれた人と、始末屋側の半々だった。

  • ち〜 さん

    池袋で大学生の連続リンチ殺害事件が発生。惨殺された遺体には頭にビニール袋が被せられていた。事件を追うジャーナリストや、依頼者が持ち込んだ物を始末してくれる『始末屋』の青年と盲目の少女など、いろんな人が事件に絶妙な関わり方をしていて、予想外の展開を楽しめた。犯人は早い段階で、何となくこの人かなぁとわかってしまうが犯人のこういう動機って好きだなぁ。一つ贅沢を言うなら、神喰先生の活躍をもう少し見たかった。これでこの作家さんの作品は全て読み終わってしまった。早く新作を!

  • 雨 さん

    ラスト近くで犯人が解ってしまった。設定はとてもいいと思う。しかし猟奇殺人と言ってもそこまで犠牲者もないし物足りないかな。

  • hautan  さん

    図書館本。表紙の絵が綺麗でしたが確かに本の イメージと違う(陽司)・・・ グロな部分は案外大丈夫でした(^^; 屈折している犯人は途中で想像出来たけど 後半が面白かったです。律、なんかカッコイイ 。全体的にキャラが分かりやすくて良かったです

  • にゃうぴょん さん

    猟奇連続殺人の凄惨な表現は流石青木先生らしく生々しいです。始末屋の二人にはサイコメトリー能力を活かしてもっと活躍してほしいと思いました。

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人物・団体紹介

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青木杏樹

新潟県糸魚川市出身。『ヘルハウンド 犯罪者プロファイラー・犬飼秀樹』(KADOKAWA・メディアワークス文庫)で作家デビュー。「名もなきアンサンブル」で、その鋭い心理描写とリーダビリティが高く評価され、第19回北区内田康夫ミステリー文学賞審査員特別賞を受賞。『純黒の執行者』シリーズが、アニメ化してほ

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