転生回廊 聖地カイラス巡礼 文春文庫

青木新門

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167323080
ISBN 10 : 4167323087
フォーマット
出版社
発行年月
2009年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
16cm,319p

商品説明

『納棺夫日記』より深い死への哲学的考察!

チベット仏教・ヒンドゥー教・ボン教・ジャイナ教などの聖地カイラスへ巡礼するなかで、生と死、宗教、宇宙に関して考察を巡らす。

内容詳細

チベット仏教、ヒンドゥー教などさまざまな宗教の聖地・カイラス。アカデミー賞映画「おくりびと」の原点ともいえる『納棺夫日記』で人間の生と死に対する深い洞察を記した著者が、チベットの最奥に位置するカイラス山までの4千キロの巡礼を思い立った。不思議な光に誘われ、辿りついた非日常の世界で彼はなにを思ったか。

目次 : 白い山/ ポタラ宮/ 「観自在」の光/ 一粒の麦/ 失望のヒマラヤ越え/ 怒りとおびえ/ 悲しみと再生/ 黄金のミイラ/ 湖に建てられた寺/ 問答修行〔ほか〕

【著者紹介】
青木新門 : 1937年、富山県入善町生まれ。早稲田大学中退後、富山市で飲食店を経営したが倒産。求人広告で冠婚葬祭会社に就職し、その体験を著した『納棺夫日記』がベストセラーになり、その本がもとになってアカデミー賞受賞映画「おくりびと」が作られる

寺田周明 : 1941年、中国黒龍江省生まれ。東京医科歯科大学歯学部卒業、歯科医師、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • みわ さん

    ただの旅行記と思いきや、著者の思想が前面に押し出されたものだった。読み始めてから「おくりびと」原作の著者であることを知ったが死生観や宗教に対する向き合い方など読んでいて面白かった。自分も登山を趣味としていて、圧倒されるような景観を前にしたことも幾度となくあるが、そこに景色以上の感想を抱いたことはないい。著者をしてそこまで言わせるほどの山容とはどれほどのものなのか、いつか見てみたいと思う。

  • 出口求 さん

    これは名著です。たまたま古本屋で発見したのが幸いでした。「納棺夫日記」で有名となった筆者が、仏教の国チベットへ赴いた際の旅行記です。ダライ・ラマの説くチベット仏教と青木氏の考える仏教の融合にもなっています。新鮮だったのは青木氏の仏教に対する造詣の深さ。日本仏教からチベット仏教まで本当に良くご存知でらっしゃる。そして最後に聖なるカイラス山にて「光」を感じるラストも良いです。チベットでの鳥葬の仕方や、住む人々の暮らし、巡礼への思いまで描かれていて私にとっては本当に良書でした。

  • さくらに甘雨 さん

    仏教の聖地である山へ登る旅行記。作者は元・納棺夫。「おくりびと」の元になっている本の作者でもある。作者も、仏教の中でも国や宗派が違うと大きな矛盾が出てくることに疑問を持ちつつも、チベットの信仰厚い人々を否定しないのは好感がもてる。

  • Paraiso☆ミ さん

    あまり深く考えず手に取ったのですが、素晴らしい読書体験ができました。おこがましいとは思いますが、少しだけ筆者と一緒に巡礼の旅をしたような気分になれるリアリティあるれる描写が絶妙です。青木新門さんがなぜ「転生」とタイトルに付けたのか、ずっと不思議に思いながら読んでいたのですが、旅の終わりにすっと腑に落ちてくれます。

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人物・団体紹介

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青木新門

1937年富山県生まれ。早稲田大学中退後、富山市で飲食店を経営するが倒産。93年、葬儀社で納棺夫として働いた経験を描いた『納棺夫日記』(単行本・桂書房、文庫版・文春文庫)がベストセラーとなる。同書は映画「おくりびと」の原案となった。その他の著書に、童話など多数

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