法律の学び方 シッシー&ワッシーと開く法学の扉

青木人志

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784641126213
ISBN 10 : 4641126216
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
150p;19

内容詳細

目次 : 第1部 プロローグ/ 第2部 講義(避けて通れない「難しさ」/ 「学び方」の意味/ 法学者の「法学嫌い」自慢/ 法律の陰に隠れている人間/ 抽象的な法律用語/ 法律が踏み込んではいけないもの、そして、おカネについて/ 刑事法で問題になること、そして、条文の背後に隠れた秩序や意味/ 法と裁判はどうして必要か、そして、どこが素晴らしいのか/ 概念装置で見る新しい世界と法律的な考え方/ 当たり前だった世界のもろさと法律を学ぶ人への期待)/ 第3部 エピローグ

【著者紹介】
青木人志 : 一橋大学大学院法学研究科教授。1961年(昭和36年)山梨県富士吉田市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ねお さん

    法律は難しい、という感覚にまずは寄り添うべき、というアオキ先生のお言葉に励まされる一冊。初めてアオキ先生の書籍を読む読者には、まず本書最終ページの筆者紹介の内容を読んでもらいたい。本書を執筆した筆者が如何に面白い人物であるかがわかる。その人物の法学者としての「終活」たる一冊は、実に味わい深い。自由を守るために法があり、新たな一歩を踏み出すために裁判がある。法律という概念装置を通して世界を見、人類の宝物である法体系である価値との対話をすることで、未来を自分で決めていく。力ではなく言葉の力で相手に説得する。

  • クレストン さん

    比較法等が専門の方による法学の学び方を軽い語り口で語る本。様々な法学の要素が書いてあったり、興味を引く事例が書いてあるタイプの入門書ではなく、有斐閣の社章をゆるキャラにし、著者を模したキャラと一緒に法学の学び方や法学の用語を深堀していく。あとがきに、法学を実務・実用のものとして学び始める人が多いとは思うが、そういう人たちに寄り添い、この学問が持つ味わい深さを語り、学ぶ意欲を自然に前向きにすべきではないかと作者は記している。そういう人柄が伝わる暖かさやほのぼのさが伝わる本です。

  • いちこ さん

    学ぶ前はもちろん、学び進めてから読み直すと、新たな発見がある本。「法ルールそれ自体が、人間社会が長い苦闘の歴史の末にやっと辿り着いた誇るべき到達点」とあり、シンプルな条文に見えても、その裏には深い歴史・経緯が隠れているという文章には深く共感を覚えた。また、「概念装置」の説明で、「概念を知ることで、とたんにそれが意識できるようになる、見えるようになる」という文には、法学の面白さが的確に言い表されていると感心した。

  • しきか さん

    茶番が薄ら寒い。噛み砕いて説明してくれているので読みやすいが、やっぱり法学は難しいという印象。

  • Sleipnirie さん

    法学は面白いと思ったことはない。戦前・戦後に活躍した大先輩たちが著書に書き残してる。確かに条文は抽象的で無味乾燥、使われる日本語の意味は日常的なものと一致していない。法律の解釈にいろんな学説がでてくる。 しかし条文の意味や適用範囲、全体に共通する原理がちょっと分かってくると背後に潜む活き活きとした人間関係が見えてくる。そして法学という概念装置が自分の中にできてくると世の中の見え方が新しくなる。法律のほの字も知らない2匹の動物が大学教授と一緒にゆるく会話しながら法学を学ぶ動機について考える。

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