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Nhk出版 学びのきほん 教養としての俳句 教養・文化シリーズ

青木亮人

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784144072871
ISBN 10 : 4144072878
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かふ

    まず「教養としての俳句」というタイトルがどうなのかと思う。「俺は教養のために俳句なんぞつくっているんじゃないぜ」とも言いたくなるというものだ。ただ著者がいう教養とは、自分を自分として形成することであり、あるべき人間としての自らを磨き、揺るぎない「私」を確立させる営為だと言っている。だから反面教師としての「教養」もありうるかもしれない。他者の意見を聞くことも大切である。子規も虚子も挫折した人生の中で日常性の中に癒やしを見つけ、それが日本の季語であるというような。戦時でも日常の中の俳句ということなんだが、

  • Aby

    「俳句をよむことが教養」ではない.俳句の成立プロセスを知ることで,日々の生活の中の喜びや驚き,辛さや悲しみをどのように表現してきたかを知ることができる.■俳句ってこういうものだったんだ,全然知らなかった.こういうところが教養が足りてない,ってことですね.国語の授業は何だったんだ.

  • チェアー

    俳句から学ぶことは、日常が奇跡に満ちているということだ。当たり前と思っている毎日の「繰り返し」(実際には繰り返されていないのだけど)は、奇跡としか言いようのない仕組みで「繰り返され」ている。花が咲き、風が吹き、生き物が動く。そしてそれを私が見ている。これらがこの瞬間にそろうことなど、いま以外、未来永劫にないのだから。

  • ハル

    俳句の歴史と味わい方を知ることができて興味深い本だった。無学なので複数人で歌を連ねていく『歌仙』という存在もその行為を『巻く』と表現することも知らなかったし、かの松尾芭蕉も弟子達と『巻い』た『歌仙』が本来の俳人としての作品で、有名な俳句の数々は当時としては作品として価値が高いものではなかった事も知らなかった。歌仙の発句(最初の575)が俳句の元となり、連なる歌の始まりだったからこそ季語を入れる作法があったというのも面白い。また、句を解説する際の筆者の情景描写がありありと美しく、句を味わう一助となっている。

  • 帯長襷

    日々を丁寧に暮らしているか。挙げられた作品を見ながら、感性を研ぎ澄ます営みができているのか自問する一冊だった。俳句は書いてみることはできるし、正月らしくこれから日々書いてみようと決めてはみるが、「書くことを感じ取れるか」こそが大事だな。

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