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浪花千栄子 昭和日本を笑顔にしたナニワのおかあちゃん大女優 角川文庫

青山誠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784044006358
ISBN 10 : 4044006350
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2020
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
青山誠 ,  

Content Description

幼いうちから奉公に出され、辛酸をなめながらも、けして絶望することなく忍耐の生活をおくった少女“キクノ”。やがて彼女は銀幕のヒロインとなり、演劇界でも舞台のスポットライトを一身に浴びる存在となる。松竹新喜劇の旗揚げから、溝口健二や小津安二郎、黒澤明ら巨匠たちの名作映画への出演、お茶の間でもおなじみとなったオロナイン軟膏のテレビCMまで。昭和を彩った名女優・浪花千栄子の波瀾万丈の生涯をたどる。

目次 : 第1章 貧困も屈尋も、すべては芸の肥やしに/ 第2章 人生を変えた京都への逃避行/ 第3章 女優修業と初恋/ 第4章 渋谷天外との愛憎劇/ 第5章 女優としての再出発/ 第6章 安住の地で見つけた幸せ

【著者紹介】
青山誠 : 大阪芸術大学卒業。著書に『古関裕而 日本人を励まし続けた応援歌作曲の神様』などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • fwhd8325

    東京生まれの私でも、オロナイン軟膏のCMに出演されていた浪花千栄子さんはよく覚えています。今でこそ、関西からたくさんの芸人さんがテレビで活躍されていて、東京だ関西だなんて垣根はなくなっているように感じますが。昔は、まだまだ大きな垣根があったように思います。その中で、大村崑さんと浪花千栄子さんは全国区の人気だったのではないでしょうか。子供心に覚えているのは、なんともやさしい関西弁。今の関西弁とは違うほんわかしたイントネーションです。次の朝ドラは浪花さんの物語だそうですが、とても楽しみです。

  • Kei.ma

    一人の昭和女の気骨溢れる人生を見た。浪花千栄子さんという大女優を描いたこの評伝からは、父親から見捨てられ世間からいいように扱われた幼少年期を生き延びたエネルギーが伝わり大いに感動させられる。それにしても、記憶にあった1911年工場法制定は、女工哀史を解消する労働法だったはずだが、千栄子こと南口キクノには無関係だったことが情け無い。その後も法に救われることなく、20歳で父から逃げ女優の切符を掴んだとは、感動を通り越して驚きですらある。今は、朝ドラおちょやんで主人公が大阪の母になる場面が楽しみで仕方がない。

  • しん君

    浪花千栄子関連本二冊目。わかりやすく読みやすい(二時間半で読了)。朝ドラを機に彼女が残した名作映画を鑑賞してみよう。

  • nonicchi

    図書館本。今季の朝ドラ予習用として。浪花千栄子さんは、オロナイン軟膏のおばあちゃんという認識しかなかったのですが、66歳でお亡くなりになられたことに驚き。ちょうど私の祖母とほぼ同じくらいの生まれで、昔はああいう雰囲気のおばあさんがいたなあと、容貌だけでなんとなく懐かしさをおぼえます。今の感覚だとかなり過酷な少女時代を過ごし、女優になり結婚してからも波風の多い人生。だから朝ドラになる訳ですが。全てこのままドラマにはできないでしょうが、どうアレンジされるのか楽しみです。

  • ブランノワール

    朝ドラ楽しみです

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