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めおと 朝日文庫時代小説アンソロジー 朝日文庫

青山文平

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022651242
ISBN 10 : 4022651245
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幕末の混乱の中、江戸詰めの貞次郎は国元にいる妻の不義密通を知る。妻と男を成敗するため国元に向かうが…「女敵討」、夕星屋のご隠居・邦太郎が体が動かなくなった妻を特製の車椅子に乗せ、桜の見物に回る「西應寺の桜」。武家と町人の夫婦の情愛を描いた傑作6編。

【著者紹介】
大矢博子 : 1964年大分県生まれ。書評家、文芸評論家

青山文平 : 1948年神奈川県生まれ。2016年『つまをめとらば』で直木賞を受賞

朝井まかて : 1959年大阪府生まれ。2014年『恋歌』で直木賞を受賞

浅田次郎 : 1951年東京都生まれ。97年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞を受賞

宇江佐真理 : 1949年北海道生まれ。2001年『余寒の雪』で中山義秀文学賞受賞。15年逝去

藤沢周平 : 1927年山形県生まれ。73年『暗殺の年輪』で直木賞を受賞。97年逝去

山本一力 : 1948年高知県生まれ。2002年『あかね空』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • いつでも母さん

    年末から小間切れ読書になりつつ新年最初の読了本。豪華ラインナップが連なる武家夫婦と町人夫婦アンソロジー6編は、既読もあったが面白く読んだ。中でも宇江佐さん『夫婦茶碗』藤沢さん『泣かない女』どちらもラストが好みだ。山本さんの老老介護を描いた『西應寺の桜』は経済的に余裕の有る夫婦だから··なんて隣で寛ぐ夫を眺めつつ、自分達夫婦の遠くない老後を想像してしまった次第(汗)

  • じいじ

    町人と武士の夫婦を描いた6篇は、どれも味わいがあって面白かった。藤沢周平と宇江佐真理はどちらも再読でしたが、大好きな二人なので何度でもいけます。他の4篇はどれも遜色ありませんが、ここでは朝井まかての【蓬莱】をご紹介します。当時の武家社会では、長男は「家」を継ぐもの、次男以降の者は待遇と使命が違っていました。本作の主人公・平九郎は四男坊を謳歌。或る日、平九郎に好条件の良縁が舞い込みます。でもこの嫁が我儘で一筋縄でいきません…。さすが朝井さんの小説、仕舞はしっかりと納めてくれます。

  • けやき

    様々な夫婦模様を描いた時代小説のアンソロジー。浅田次郎の「女敵討」と藤沢周平の「泣かない女」は既読済み。青山文平の「乳付」が特によかった。

  • KEI

    夫婦を題材にした時代小説のアンソロジー。大矢博子氏が選んだ作品は6編とも味わい深い作品だった。既読だったが朝井まかての「蓬莱」の平九郎は格上の家から婿養子の声が掛かるが、何故自分が?と訝しむ。相手の番町の娘達は奔放さが噂になり婿の来てがないらしい。嫁の我儘な条件を呑みつつ暮らすが…その条件は平九郎の身を守ることだった。そして何故、婿として選ばれたのかと理由も分かりめでたしめでたしだった。宇江佐真理の「夫婦茶碗」は「高砂」の1話目との事。「高砂」を読まねばと思った。

  • baba

    豪華な執筆陣のアンソロジー。武家物、市井物それぞれの夫婦の有様が短編ながらずっしりと伝わってくる。特に青山氏、朝井氏、浅田氏、宇江佐氏は既読であるはずなのに、新鮮に浸ることが出来て、もう一度改めて読んでみたい。

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