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前の家族

青山七恵

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784093866934
ISBN 10 : 4093866937
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2023
Japan

Content Description

猪瀬藍・37歳・女性・独身。「借金をして家を買おう」そう思いついたのは六年前のことだった。果たして、その物件に手をだしてはいけなかったのか…。予想外の展開に背筋が凍る―異色のマイホームミステリー。

【著者紹介】
青山七恵 : 1983年埼玉県生まれ。「窓の灯」で文藝賞、『ひとり日和』で芥川龍之介賞、『かけら』で川端康成文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    怖い怖い・・マイホームミステリーとあるが、ホラーですよねこれは。タイトルから想像したのとは違う気持ち悪さに最後まで読まされてしまった。37歳独身の主人公・藍が借金して家(中古マンション)を買う事から物語は始まるのだが・・藍にも共感できず、売った方の小林家も意味不明なのだ。私には理解出来ない人たちだった。その後はどうなったのだろう・・

  • モルク

    独身37才の主人公藍はローンを組みマイホームとなる築12年の中古マンションを手にいれた。そして前にそこに住んでいた一家が藍に近づいてくる。食事やお泊まりに誘い、ついに藍は半ば居候のような身に。その間にあの家族らは着々と…。ウワーこわっ。次第に取り込まれていく藍。いやー、食事、洗濯…無償でしてくれるそんな善人いないって。藍もぐずぐずせず早く家に帰れ、と藍にもいらつく。この後藍はこれを受け入れたのか、この先どうなったのかが気になる。

  • Karl Heintz Schneider

    かねてより念願の中古マンションを購入した37歳の藍。以前は同年代の夫婦と、ふたりの幼い娘が住んでいた。引っ越してから、しばらくするとその娘が遊びに来て、次には娘二人が、そして次には母親もやってくるように。すっかり彼らと親しくなった藍は心を許すようになるが実は彼らには、ある思惑があった。青山七恵さんは恐らく初読み。大昔に一冊ぐらい読んだかもしれないが忘れた。じわじわと忍び寄る恐怖、徐々に浸食さえれてゆく心。怖いながらも次に展開が知りたくて一気読み。面白かった!他の著作も読んでみたい。

  • まちゃ

    一言でいえば、不条理ホラー。マンションの売り主の小林ファミリーに支配されていく猪瀬藍のことも、売ったマンションに執着する小林ファミリーのことも、まったく理解できず。終始モヤモヤ感が払拭できない物語でした。後半は三倍速モードで読了。

  • itica

    中古マンションを購入した藍は、前の持ち主だった小林一家と関わりを持つようになるが…。何となく予想は付いていたが、こんな身勝手な人がいるのかと憤慨する。まるでクモの巣に掛かった小さな虫がじわじわと絡め取られていくみたいだ。青山七恵さんはこう言ったざわめくストーリーを作るのが非常に上手い。上手いけれど、欲求不満みたいになっちゃう、どうしてくれる?って毎回思うんだよね。

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