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赤ちゃんをさがせ 創元推理文庫

青井夏海

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784488431020
ISBN 10 : 448843102X
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2003
Japan

Content Description

三人の妊婦が妻として登場した家で始まった本妻捜し。女子高生の出産騒動。次々キャンセルされる依頼の謎。自宅出産専門の出張助産婦コンビが向かう先は、何故かおかしな謎を抱えた家庭ばかり。それらの謎を鮮やかに解き明かすのは、「伝説のカリスマ助産婦」明楽先生!見習い助産婦・陽奈の成長と安楽椅子探偵の冴え渡る推理を描く、爽やかなユーモアに満ちたシリーズ第一弾。

【著者紹介】
青井夏海 : 千葉県生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業。94年、『スタジアム虹の事件簿』を自費出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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先に作者の『虹のスタジアム』は読んでいた...

投稿日:2013/01/21 (月)

先に作者の『虹のスタジアム』は読んでいたのですが、こんなにおもしろい作品だとは思っていませんでした。助産婦さんが出産にかかわる謎を解いていく・・一体どんなストーリーなのか見当がつかなかったのですが、資産家の跡継ぎの母親を名乗る妊婦さんが三人登場する『お母さんをさがせ』、今時の高校生の妊婦と、三人の父親候補が登場する『お父さんをさがせ』、助産婦コンビの姉さん方・聡子の元ダンナの登場に、強引な再婚をしたいがため営業妨害されているのではと主人公・陽奈が奔走する『赤ちゃんをさがせ』。どれも面白くてあっという間でした。早とちりで突っ走り気味な見習いの陽奈ちゃんと、真面目で仕事人間な聡子さんだけでなく、齢70才にしてタフで鋭い大師匠の明楽先生という安楽椅子探偵が毎回登場し、ドタバタした明るさも保ちつつ、きちんと収束されて、絶妙です。続編も読んでみたい。

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ゆみきーにゃ

    《図書館》出産に関する(?!)ミステリもの。カルトのお話も絡んでる赤ちゃんをさがせが一番好み。聡子さんの最後の結末にはちょっとガッカリ。

  • nyanco

    青井さんは、最近の作品はいくつか読ませていただいていたのですが、このシリーズ、気になっていたものの未読でした。今月、第三弾が出るということで読みだしたのですが、コレはハマるわw助産師が探偵役のミステリーって珍しいよね。おまけに安楽椅子探偵役・「伝説のカリスマ助産婦」明楽先生の設定も凄くいい。敢えて自宅出産を望む人たち、そこには様々な理由があって・・・と、助産師の設定を見事に使っている。シリーズ、遅ればせながら追わせていただきます。

  • うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)

    3人の妊婦さんの中から本妻を探す「お母さんをさがせ」。高校生カップルの妊娠。そして彼氏以外に2人のお父さん候補が押しかけて来る「お父さんをさがせ」。依頼のキャンセルが相次ぐ「赤ちゃんをさがせ」助産婦探偵シリーズ第1弾。全体的にサラリと読めました。助産婦さんが探偵というのがなかなか新鮮で面白かったです。こういったケースは本当に稀だとは思いますが、この本を読むと日常に謎は転がっているものだなと思いました。続編もあるようなのでそちらも読みたいです。★★★

  • カーミン

    「殺人や死体という言葉が出ないサスペンス」で検索したらヒットしたので、早速読んでみました。短編3作ですが、レビューがよかったにも関わらず、ちょっと物足りなかったです。謎があまりにもさっさと解けてしまうからかしら。自宅出産専門の出張助産師が仕事を請け負った家々は、なぜか奇妙な事情を抱えたお宅ばかり。フリーの助産師聡子と見習い助産師陽奈が出会う謎を、明楽先生が次々と解いていきます。

  • らむり

    2013年の記念すべき1冊目。20〜30代くらいの出張助産師2人と現役引退した助産師の3人が主人公のミステリーです。連作短編集で、どれも家族問題が関わっています。助産師が素晴らしいお仕事と感じる一冊です。

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