Books

いちばんやさしい美術鑑賞 ちくま新書

青い日記帳

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480071521
ISBN 10 : 4480071520
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「何を見たらいいのかわかりません!」―そんな美術鑑賞にさようなら!これからはもう一歩作品に踏み込みましょう。しかも超簡単!「上手さを知るには手を観る」「プレートは必ず読む」「誰かと一緒に観に行く」「評価のチェックリストを作る」…。1年に300以上の展覧会に足を運ぶカリスマ・アートブロガーが、美術の本質を見極めながら、広くて深くてしなやかな美術鑑賞法を教えます。

目次 : 西洋美術を観る(聞いたこともない画家の作品を鑑賞する時は―グエルチーノ“ゴリアテの首を持つダヴィデ”(国立西洋美術館)/ フェルメールは何がすごいのか?―フェルメール“聖プラクセディス”(個人蔵、国立西洋美術館に寄託)/ 作品の世界に溺れて観てみよう!―モネ“睡蓮”(DIC川村記念美術館)/ なぜセザンヌは「近代絵画の父」なのか?―セザンヌ“サント=ヴィクトワール山とシャトー・ノワール”(ブリヂストン美術館)/ 使う場面を想像しながら観る―ガレ“蜻蛉文脚付杯”(サントリー美術館)/ これが名画?はい、そうです!―ピカソ“花売り”(ポーラ美術館)/ 美術鑑賞は格闘技だ!―デュシャン“彼女の独身者たちによって裸にされた花嫁、さえも”(東京大学駒場博物館))/ 日本美術を観る(水墨画を味わうために―雪舟“秋冬山水図”(冬景)(東京国立博物館)/ 教科書に出ている狩野派の味わい方―狩野永徳“桧図屏風”(東京国立博物館)/ デザインを語るなら観ておくべし―尾形光琳“燕子花図屏風”(根津美術館)/ 「なぜその作品を作ったか」で観る―伊藤若冲“動植綵絵”(三の丸尚蔵館)/ 観られない作品ほど観たい―曜変天目(静嘉堂文庫美術館)/ 今、話題の超絶技法に驚く!―並河靖之“藤花菊唐草文飾壺”(清水三年坂美術館)/ 女性ならではの美の表現とは?―上村松園“新蛍”(山種美術館)/ 同時代のアーティストを応援しよう―池永康晟“糖菓子店の娘・愛美”(個人蔵))

【著者紹介】
青い日記帳 : 1968年生まれ。1990年國學院大學文学部文学科卒、Tak(タケ)の愛称でブログ「青い日記帳」を主宰する美術ブロガー。展覧会レビューや書評をはじめ、幅広いアート情報を毎日発信する。他にも多くのメディアにコラムを寄稿。ギャラリーや書店、カルチャーセンターでのトークショーも多く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • シナモン

    図書館の返却棚で見つけて読んだけど、再読でした😂でも読んで良かった。美術館での具体的な鑑賞方法、改めて参考になりました。

  • 佐島楓

    平易な言葉でフェルメールや若冲などの作品を紹介した本。美術鑑賞って、敷居が高いなぁ……と思っている方にこそおすすめ。美術品は展示されている実物を観てこそなので、こういった本がきっかけで美術館に足を運んでほしいなと思う。

  • シナモン

    図書館本。セザンヌのどこが凄いのか、フェルメールは引き算の美学、ピカソの鑑賞ポイントなどどれも興味深い。また狩野派、若冲、曜変天目、超絶技巧作品など日本の美術品の見方も勉強になった。実際に美術館での鑑賞方法として、入り口に置いてある作品リストに自分なりに3段階とか5段階とかの評定を書き込みながら観る。一つの色を意識して観るなどすぐにでも試してみたくなった。手元に置いて繰り返し読みたい一冊です。

  • コットン

    評論家目線ではなく、普通の人が興味を抱くように解説している点がいいです。既に見ているはずなのですが今回、同時代のアーティスト池永康晟の絵に注目しました。

  • hit4papa

    専門家ではない美術愛好家による美術の鑑賞ガイドです。著者は、限りなく玄人寄りの素人でしょうか。アカデミアの方ではないものの、美術館に足を使って巡った分の熱量を感じます。だからこそ美術への導入の書として最適です。鑑賞においては、作品の背景、つながりを見ることなど、点ではなく面にしていくことが重要とのことです。よく見る印象派の解説だけでなく、日本美術に頁を割いているのが嬉しいですね。ただし、新書の図版では著者の思いを十分に汲み取ることの限界はあります。恥ずかしながら、本書で並河靖之、池永康晟を知りました。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items