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バージンパンケーキ国分寺

雪舟えま

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152093738
ISBN 10 : 4152093730
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

女子高生のみほは、おさななじみの男子・明日太郎が、親友の久美と付き合い始めたことに、経験したことのない想いを抱く。そんなとき、町で不思議なパンケーキ屋さんに出逢う。店主のまぶさんが魔法のように作り出すパンケーキを食べ、みほはある決意をかため…。女子高生、白髪あたまの雲の写真家、旅行中の外国人女性ふたり組、訪れたすべての人が幸せに。ここは三百種類ものパンケーキと、温かな笑顔が集う場所。「バージンパンケーキ国分寺」へようこそ。

【著者紹介】
雪舟えま : 1974年、札幌市生まれ。1997年、歌誌「かばん」入会。2009年、第52回短歌研究新人賞次席(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中

    たまにこういう王道な青春恋愛もの読みたくなる。パンケーキふあふあ、あまーい匂いに胸焼けしたくなるの。正直私は男女間の友情は成立しない派寄りなのでライバル役の久美の方が感情移入しやすかったけど、いいなぁ、青春だなぁ(´˘`*)なんて思ってたらさすが雪舟さん、一筋縄ではいきません。え?そういう展開…!?と思ってたら終わってたよ。パンケーキ食べたい。

  • ❁かな❁

    雪舟えまさんの短歌集は読んだことありますが小説を読むのは初めて。曇りの日に現れるパンケーキ屋さん。みほは幼なじみの明日太郎と親友の久美が付き合い始めて複雑な気持ちになり…。パンケーキ屋さんのまぶも常連客の陽炎子も個性的!出てくるパンケーキは名前も可愛くて美味しそうでした♪ですが、お話としては少し不完全燃焼な感じでした。処女じゃない人が入ってくるとベルが鳴るのは必要なのか、明日太郎の気持ちはどうなのかなとか思ってしまい、全体的に中途半端になってしまっているような感じで^^;パンケーキは食べたくなりました♡

  • あつひめ

    どさん子作家さんだったのですね。今流行りのパンケーキ。一度フワッフワのパンケーキを食べてみたくなる。不思議の国に紛れ込んだような展開でパッと目が覚めたようなラスト。水溜まりの中に逆さに映る風景があるように、この幻と言ってもよさそうな世界が広がっている。そんな世界が…そんなお店があったらいいなぁという気持ちで読み進め、ちょっと優しくされた気分になれた作品でした。パンケーキは作れないけど…ホットケーキが食べたいな。

  • yanae

    初作家さん。ちょっと不思議な店、バージンパンケーキ国分寺、に集う人たちを描いた話。高校生の、みほ、久美、あすたろ。常連の陽炎子、店主のまぶ。最初は名前が奇をてらった感じがして、違和感があったんだけど、内容はよかった。高校生の子供と大人の間の微妙な感じ、幼なじみとの関係性の変化。ほろ苦い感じがした。まぶさんと、陽炎子さんは二人の過去のお話。この二つがとてもよかった。物語の所々で感じられるファンタジーの要素が最後につながるけど、全体の雰囲気も壊さず素敵な空気感で終わってると思います。パンケーキ食べたくなる。

  • 吉田あや

    晴れの日でも、雨の日でもなく、くもりの日。くもりの日だけ開店している「バージンパンケーキ」。目には見えず、ある法則で鳴るドアベル、男の子と女の子が混在する季節にいる女の子、生きている人、この世を去った人、猫のように不思議な店主。人生の分岐点にもし真ん中の道があるとしたら…、そんな想いを体現するような意思を感じる不思議なお店と心地いい人達。2つに1つじゃないよと、ふわっと腕を広げて手品を見せてくれるような読後感。私は今きっと真ん中の季節だ。

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