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経済的徴兵制をぶっ潰せ! 戦争と学生

Karin Amamiya

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784002709710
ISBN 10 : 400270971X
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

とんでもなく高い学費。ヤミ金まがいの奨学金。稼ごうと思えばブラックバイト。勉強しようにも就活に追われ、教員の側の雇用も不安定。いま、大学・学生が直面させられている切実な問題は、すべて連動している。その先に確実に待ち受けるのは、大学の崩壊と戦争ができる国だ。気鋭の論者たちが危機に際して集い発した、熱い抵抗の声。

目次 : 序章 学費・奨学金が学生を食い殺す/ 第1章 戦争と学生のリアル/ 第2章 しのび寄る「経済的徴兵制」/ 第3章 アメリカの大学と戦争と「条件なき大学」/ 第4章 最低賃金一五〇〇円運動から考える/ 第5章 大学バカ一代―チクショウ!/ 座談会 戦争法と経済的徴兵制にどう対峙するか/ 終章 究極の貧困ビジネス・戦争。

【著者紹介】
雨宮処凛 : 1975年生まれ。作家・活動家。「反貧困ネットワーク」世話人、「公正な税制を求める市民連絡会」共同代表

入江公康 : 1967年生まれ。専門は社会学、労働運動史、社会政策。立教大学ほか非常勤講師

栗原康 : 1979年生まれ。専門はアナキズム研究。東北芸術工科大学非常勤講師

白井聡 : 1977年生まれ。専門は社会思想、政治学。京都精華大学専任講師

高橋若木 : 1980年生まれ。専門は政治哲学。大正大学地域創生学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 1.3manen

    白井聡先生によると、今の学生たちを見ていると、消費する主体としてのみ、育成されてしまっているということが、最大の、最も重大な問題だと私は思いますという。消費者感覚でしか物事を捉えられない精神回路が恐ろしいという(25頁)。布施祐仁氏によると、自衛隊の、任期制自衛官の確保に苦労しているという(29頁)。南スーダンから帰国したわけが、死者が出たためだと思うが、「海外の紛争地で多数戦死する事態となれば、自衛官の確保は相当厳しい状況になる」という(30頁)。経済的に苦しい若者がターゲットになるのは不条理すぎる。

  • 秋 眉雄

    「だって、戦争に行くような人間は、オレらとは関係ないっていうか、貧しい人たちだし」。読んだ本500冊目の登録がこの本でした。

  • たろーたん

    布施氏の政府の嘘を指摘しているのが面白かった。政府は「ハイテク装備で固めた自衛隊に徴兵制で素人を集めてもしょうがない」と言っておきながら、全採用者数の6割が三年が任期の任期制自衛官という矛盾。応募率は七倍以上と言うが、30倍率以上の防衛大学校を含め、実際任期制自衛官だと3.6倍率。非任期制との併願が多いし、2〜3割は身体検査で不合格になるので、実質は1倍台。で、人的基盤は「士官」「下士官」「兵」の兵が定員の七割ぐらいしかおらず、慢性的に三割欠乏。ゆえに戦う前から戦闘不能で負けているとのこと。

  • ゆるめ会社員 mkoma2

    抜粋「危険なのは中途半端に知恵つけたり、中途半端にバカになることではないでしょうか。ちょっと知識が増えたり小賢しいことを考え始めると」アハハ〜、グサグサくる。

  • 飯田正人

    どうしたもんかね( ˘ω˘)スヤァ

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