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興亡の世界史 イタリア海洋都市の精神 講談社学術文庫

陣内秀信

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065133804
ISBN 10 : 4065133807
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2018
Japan

Content Description

海は障壁であると同時に、交流を育む道でもあった。中世の地中海世界では、ローマ、ビザンツはもちろん、イスラーム世界の先進文化もヨーロッパへ流れ込んだ。ヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァの四大海洋都市をはじめ、南イタリアのガッリーポリやクレタ島のハニアなどを歩き、建物、街路、広場、港の風景を観察しながら、繁栄の歴史を探る。

目次 : 序章 現代によみがえる中世海洋都市/ 第1章 水上都市・ヴェネツィア/ 第2章 ヴェネツィアを歩く/ 第3章 斜面の迷宮・アマルフィ/ 第4章 川の港町・ピサ/ 第5章 新旧混在の文化都市・ジェノヴァ/ 第6章 南イタリアの海洋都市/ 終章 ヴェネツィア人の足跡を訪ねて

【著者紹介】
陣内秀信 : 1947年福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了。工学博士。法政大学デザイン工学部建築学科教授を経て、法政大学特任教授。イタリア共和国功労勲章ウッフィチャーレ章、パルマ「水の書物」国際賞、サルデーニャ建築賞など受賞のほか、ローマ大学名誉学士号を取得。おもな著書に『東京の空間人類学』(サントリー学芸賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • かんがく

    交易で栄え、ルネサンスの主役となった中世イタリア都市、特にヴェネツィア、ジェノヴァ、ピサ、アマルフィの4大海洋都市に着目。ピサが港町であること、アマルフィの存在は知らなかったので、それぞれの都市の特性がわかり面白い。歴史の本でありながら、著者のフィールドワークによって現在の都市や建築の様子がよくわかるのが良い。ビザンツ、イスラームという東方世界との交流の影響が見られる。是非船旅で訪れてみたいと思った。

  • 中島直人

    (図書館)きれいな町並みの写真を見ながら、その歴史を、その姿を読むのは本当に楽しい。なんとか行きたくなってしまう、見に行きたくなってしまう。わくわくしながら読めた。

  • ふぁきべ

    ヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、そしてジェノヴァという中世イタリアの四大海洋都市国家について描く。年にフォーカスが当たっているので、その町の建物の背景となる歴史であったり、紀行分的なところがあり、各都市を訪ねるときに手に持っていると面白いかもしれない。

  • yutanpo

    歴史書というよりかは建築史とか都市史?みたいな感じ。これはこれで面白いけど、思ってたんと違う、ってなる。

  • タケゾウ

    古来の国家において海は大量輸送において欠かせない手段であると同時に驚異でもあった。 歴史上の人々が海と如何様にして付き合ってきたか。 自動車、航空機といった大量輸送の技術が進歩するにつれて海路の重要性は相対的に低下している。 それでも、古来から存在する海洋国家の精神は人々に依然として根付いているのは灌漑深い。

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