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興亡の世界史 第08巻

陣内秀信

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062807081
ISBN 10 : 4062807084
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan

Content Description

海からアプローチする中世イタリア都市の新たな魅力。ローマ、ビザンツ、イスラームなどの多様な文化が積層した、ヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァの成り立ちと現在を、都市史・建築史の視点で読み解く。

【著者紹介】
陣内秀信 : 1947年福岡県生まれ。東京大学大学院工学系研究科修了・工学博士。現在、法政大学デザイン工学部建築学科教授。イタリア建築史・都市史研究の功績により、イタリア共和国功労勲章ウッフィチャーレ章、パルマ市「水の書物」国際賞、サルデーニャ建築賞など受賞のほか、ローマ大学名誉学士号を取得。おもな著書に『東京の空間人類学』(ちくま学芸文庫、サントリー学芸賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hal

    イタリアの都市の、政治史ではなく、都市の現在の姿と簡単な成立の背景。ちょっと意表を突かれた内容だったが、興味深い内容だった。特に、自分が見ている範囲ではほとんど名前が出てこないアマルフィやピサ、最後に出てきたクレタ島の都市は興味を惹かれた。

  • ろべると

    陣内先生はこれまでもヴェネツィアをはじめとするイタリアの都市建築の魅力を分かりやすく解き明かして来られたが、本書ではヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、ジェノバといった海洋都市に焦点を当てて、それぞれの魅力を示している。イタリアという西欧の都市でありながら、かつて交流の深かったビザンチン、イスラムの東方世界との強い繋がりを建築様式などに遺していることがよく分かり、それぞれ個性のあるこれらの都市を訪問したくなる。陣内研究室の学生さんは、毎年こうしたフィールドワークに参加できて楽しかっただろうなと羨ましくなった。

  • デューク

    講談社の創業100周年記念出版として発行された、全21巻の人類の歴史。第8巻は、ヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、ジェノヴァなどのイタリア海洋都市の興亡について。 近世までは、海を媒介とした経済・文化のネットワークが存在した。日本の西廻り航路、ハンザ同盟、インド洋を中心とするイスラム商人のネットワーク、そして本書のテーマである地中海航路などである。かつて地中海を制し、新大陸航路まで開拓したイタリア海洋都市。各都市の由来や特徴から、その興亡の歴史、そして現代の課題まで。テーマ選定の妙がさえる一冊。おすすめ

  • delsaluto 1

    イタリア海軍旗に紋章が描かれているヴェネツィア、アマルフィ、ピサ、ジェノバ、そして海軍基地でもあったガッリーポリなどについて、専門である建築の視点を中心に紹介している。ヴェネツィア以外は訪れたことがないので、描かれている魅力的な建物を見に行きたくなった。

  • 黒胡麻

    都市そのもの、それも遺跡ではなく現在も生きている都市にフォーカスした、シリーズでも異色の本。ラグーンに建設されたヴェネチア、谷の傾斜地に広がるアマルフィ。歴史が積み重なり迷宮のように入り組んだ町並みを訪れてみたくなる。

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