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サッカーで、生きていけるか。 プロへの道筋と現実、ネクストキャリアの考え方

阿部博一

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862763402
ISBN 10 : 4862763405
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

本当に納得のいくサッカー人生のために──

選手/指導者/親 一冊必携のキャリアガイド!



・高卒プロ/大卒プロ 利点と欠点は?

・プロ選手の契約・収入事情は?

・引退後にはどんなキャリアが? 競技経験をどう活かす?‥‥etc



現役プロも、そうでない人も──

全選手に必要なピッチ外の重要戦略「キャリア設計」の基本知識と考え方を、

元プロサッカー選手と、アスリートのキャリアを追い続けるライターが徹底解説!

女子サッカーの実情や、現役選手/元プロ/企業の採用担当者のインタビューも収録。

「キャリアを考えるチェックシート」付き。



目の前のサッカーに集中するためにこそ、未来について考えよう。



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(第6章より)

選手としてプレーしていた時は、「サッカーのキャリアの後は崖の先」という価値観で生きていました。

そして、「宵越しの銭は持たない」的な生き方をどこか粋だと感じていた部分もあったと思います。

プロサッカー選手を辞めて痛感したのは、Life goes on(人生は続いていく)ということです。

しかも本人の意思とは関係なく続いていきます。

(中略)

大切なのは、サッカー選手として上を目指すと同時に、

サッカーの枠を超えて自身の興味が湧くものを見つけて、生産的・継続的に時間を費やすことです。

サッカーの枠を超えた探求は、「サッカー選手として上を目指すこと」にもポジティブな影響をもたらします。

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【著者紹介】
阿部博一 : アジアサッカー連盟(AFC)審判部部長(Head of Department,Referees Department)。1985年生まれ、東京都出身。道都大学卒業後、V・ファーレン長崎にサッカー選手として加入し、3シーズンプレー。最終年はプロ契約を結ぶ。2010年のシーズン終了後に戦力外通告を受ける。その後、米カリフォルニア大学サンディエゴ校に進学し、国際関係学修士を取得。2014年に三菱総合研究所へ入社。スポーツおよび教育分野の調査案件に従事。2016年よりFlFA傘下で、アジアの国・地域のサッカーを統括するアジアサッカー連盟(AFC)にて勤務

小野ヒデコ : ノンフィクションライター。1984年東京生まれ横浜育ち。同志社大学文学部英文学科卒業。自動車メーカーで生産管理、アパレル会社で店舗マネジメントを経験後、ライターに転身。2016年から3年間、週刊誌AERA記者として活動。スポーツが好きで、自身がキャリアチェンジをした経験からアスリートのキャリア形成に興味を持ち、追っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • キク

    25歳でJFLをクビになった著者が「7歳から18年間をサッカーに費やした意味はあったのか?」「サッカー選手を志して、自分は何を得て何を失ったのか?」を考察している。プロサッカー選手のリアルがヒリヒリと伝わってくる。欧州に挑戦するような選手は本当に一握りで、多くの選手はカテゴリーを落としながら選手生活を送り引退する。「好きなことして生きていく」って煽るだけではあまりに無責任だ。リアルをわかったうえでその道を選ぶ覚悟が必要だ。「本だけ読んで生きていきたい」と「本の雑誌」を立ち上げた目黒考ニってやっぱりすごいな

  • フリット

    印象的だったのは、親から本を読むよう勧められた話。物事を知る、幅広い視点をもつ、考える力を養う。比較的手軽にかつ自然にそうした素養を獲得する方法として、読書は適しているかもしれない。一心不乱にひとつの道を究めるという姿勢も勿論大切だけど、長い人生で先のことを広い視野で見詰めることも大切だなと、あらためて感じた。

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