きかんしゃやえもん 岩波の子どもの本 改版

阿川弘之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784001151220
ISBN 10 : 4001151227
フォーマット
出版社
発行年月
2001年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,1冊(ページ付なし)

内容詳細

長いあいだ働いて年をとってしまった機関車のやえもん。くず鉄にされる運命が待っていたが、ある日、交通博物館の人がゆずってほしいと申しこんできて…。のりもの好きの子に最適な絵本。

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • seacalf さん

    妻のお気に入りの絵本。幼い頃に好きだったそうで、しきりに『やえもんはいいよっ!』と言うので読んでみる。愉快なオノマトペが豊富なので子供達への読み聞かせにぴったり。1959年初版。日本で紹介されたのはトーマスよりも先。時代を感じさせる絵やデザインが今読むと新鮮でそれも面白い。漫画サザエさんの頃なんだろうなあ。少し調べてみると、影絵になったりレコードになったり、最近ではロック調の曲がかかった3D映画化されていたりと大変人気があるみたい。それより何より『懐かしい!』と妻の喜んだ顔が見られたのが幸せ。

  • Kawai Hideki さん

    電車の時代に変わって、お役目を終えた古い機関車の葛藤と嫉妬が赤裸々につづられる名作絵本。嫉妬の火が、石炭をくべた時の火の粉として表現され、それが本当の火事につながってしまうところも、なかなか凄い。実際に、そういう事故や苦情もあったのだろう。あわやスクラップにされるところ、救いの手が現れて良かった良かった。城北交通公園の古いD51がたどってきた軌跡にも、想いをはせてみたくなった。

  • はる さん

    個人的には絵本よりもNHKでやっていた影絵の印象が強いです。熊倉一雄さんの声が懐かしい。岡部冬彦さんの絵は昔の漫画っぽいなぁと思ったらやっぱり漫画家さんなのですね。オノマトペが楽しい。熊倉さんの演技は濃い目だったけれど、岡部さんの絵のせいで絵本はあっさりとした印象を受けました。

  • zero1 さん

    【やえもんは激怒した】と太宰治なら書くだろうか。古いことから電車に見下されたやえもん。その怒りは事件となり、人々の怒りを呼んだ。時代遅れの存在は鉄屑になるしかないのか?図書館で見かけ思わず読んだ。リニアが計画される現在。少年少女たちにSLが走るところを見せたい(後述)。高齢化社会だからこそ再読したい一冊。初版は59年。ある年代の方々にとって、教科書の定番作品。阿川弘之(娘が阿川佐和子)の作品だというのが意外。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    お使い図書リレー。司書さんからのオススメその2。オーソドックス中のオーソドックス。私も授業の教材で何回もお世話になっているけれど、やえもんが火の粉を散らして走っているシーンしか知らなかった。やえもんが若い頃はばりばり働いていた職人気質で、でもお仕事を辞めたらお家で奥さんに邪魔者扱いされて、ちょっと家事に手を出したら『もう!何でそんなことするんですか!やり方があるのに!!』と怒られて、ふて腐れて喫茶店とかに逃げちゃうおじいちゃんみたいだなあっと思いつつ読んだら、思い当たる人が沢山いておかしくなっちゃいました

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人物・団体紹介

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阿川弘之

1920年(大正9)広島市に生まれる。42年(昭和17)9月、東京帝国大学文学部国文科を繰り上げ卒業。兵科予備学生として海軍に入隊し、海軍大尉として中国の漢口にて終戦を迎えた。46年復員。小説家、評論家。主な作品に『春の城』(読売文学賞)、『山本五十六』(新潮社文学賞)、『井上成美』(日本文学大賞)

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