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アンソロジーお弁当。

阿川佐和子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784865060355
ISBN 10 : 4865060359
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

アンソロジーシリーズ第2弾
「アンソロジー お弁当。」

日本を代表する随筆家、小説家、文章家たちによる思い出や思いの詰まった
「お弁当」についての随筆を集めた「アンソロジー お弁当。」
読者の共感を得られるこどものころの思い出から、現在のお弁当事情まで、
まるで幕の内弁当のようにさまざまなおかずが楽しめる、読んでおいしいアンソロジーです。

7つの章からなる41個の「お弁当」

ひとのお弁当は、いつも気になる。
ぎっしり詰めた41篇

【記憶のなかのお弁当】
武田百合子 お弁当
池部良 敗戦は日の丸弁当にあり
立原えりか 母のいなりずし
阿川佐和子 かつぶし弁当
金井美恵子 白いご飯
原田宗典 ウサギ林檎のこと
林真理子 笑う弁当
椎名誠 早弁の発作的追憶
川本三郎 二段海苔と三色御飯の弁当

【おんなのお弁当】
江國香織 のり弁の日
角田光代 弁当熱
沢村貞子 私のお弁当
木内昇 弁当三十六景
宇野千代 弁当箱

【ふれあうお弁当】
華恵 弁当くん
向田邦子 お弁当
入江相政 お上のお弁当を食べた話
洲之内徹 <ほっかほっか弁当>他 抄

【おとこのお弁当】
阿川弘之 弁当恋しや
南伸坊 お弁当
八代目坂東三津五郎 弁当
山本周五郎 暗がりの弁当

【だれかを思うお弁当】
よしもとばなな ケンタロウ大好き!
酒井順子 お弁当・・・・無責任時代の象徴
白石公子 姉のおにぎり
池波志乃 赤いアルマイトのお弁当箱

【おにぎり・おむすび弁当】
野上彌生子 むすび
吉川英治 母の掌の味
筒井ともみ 手のひらに抱かれた米
穂村弘 かっこいいおにぎり
杉浦日向子 おにぎりころりん
高濱虚子 贈物
幸田文 おにぎり抄

【移動するお弁当】
東海林さだお 空弁体験記
泉昌之 夜行
吉村昭 駅弁
吉田健一 信越線長岡駅の弁当
池波正太郎 弁当(B)
中坊公平 シューマイ弁当 背負ったものを、切り落とし
獅子文六 汽車弁当
内田百けん 無塩の握り飯 鹿児島阿房列車後章より

Customer Reviews

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    懐かしいアルマイト製のお弁当箱。毎朝、自分で作って行った高校時代を思い出す。お昼には冷たいご飯とかばんの中の液漏れしたおかずの匂い・・あれからン十年、息子達のお弁当箱の様変わりと、好き嫌いのある愚息の為に中身の違うお弁当を作っていた自分をこれぞアンソロジーとニヤニヤして楽しく読了。作ってもらうお弁当は例えおかずが少なくても美味しい。この本に載っている方々に親しみを感じたなぁ。どのお話も良かった。が、今のお若い方はどう感じるだろう・・(汗)

  • mura_ユル活動

    寂しいこと、貧困、家庭の事情、家族。生活がどんなに辛くても、最後はポッと心に火が点る。そんなお弁当の本がとても好み。作ってくれる人の心の温かさ、人と人との繋がり。お弁当は無形のものも人に届ける。43名の文化人のお弁当のエッセイ。それぞれの書籍などから。木内昇さんの、「弁当三十六景」末文が全てを物語る。泉昌之さんのマンガが笑えた。中坊公平さんの文章も身に染みる。写真を数点はさむ、「お弁当の時間」の阿部了さん。図書館本。

  • ゆのん

    お弁当に纏わるアンソロジー。作家や女優、歌舞伎役者、弁護士などなど沢山のお弁当に関するエッセイが盛り沢山。お弁当と一口に言っても記憶の中にあるものや、人との触れ合いによるお弁当、お弁当と言えば思い出す人、おにぎりの思い出や拘り、女性のお弁当、男性のお弁当、駅弁、空弁と多種多様で存分に楽しめるアンソロジーだった。私自身は自分で作ったお弁当は何だか味気なく子供が大きくなった今では殆ど作らない。子供の頃の遠足などでは必ず唐揚げと人参のグラッセを母にリクエストしていた記憶がある。振り返ると懐かしい思いになる。71

  • あつひめ

    今回も作家さんたちの思い出でお腹が満腹になった。おやつの時よりも、食べた場所や仲間の事が多く、自分も母に作ってもらった頃を思い出す。今、私は作る側。息子はあと半年、主人もあと4年くらいで弁当持ち生活は終わる。そう考えると、悔いのないくらいきちんと作って持たせただろうか。まだまだ相手の気持ちを酌んだお弁当は作れていないのでは…とこのアンソロジーを読んで反省した。お弁当は、作り手から食べてへの声のないエールのような気がする。せっかくこんな気持ちになったから、お弁当の時間が待ち遠しい弁当作りに挑戦しよう。

  • Shimaneko

    面白かった。このシリーズで一番好きかも。おにぎりや海苔弁って、自家製がベストなのは間違いないよね。最近あまり食べてないお米がむしょーに食べたくなって、明日の朝はご飯炊こうって気になる(多分炊かないけど)。扉写真のお弁当箱、そういえば子供の頃、実家にもあったなー。

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