防衛大学校安全保障学研究会

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コストを試算!「日米同盟解体」

防衛大学校安全保障学研究会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784620321424
ISBN 10 : 4620321427
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2012
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

米軍再編、中国軍の台頭、北朝鮮の核の脅威、領土問題―日本を取り巻く波、高し。それらすべての土台にあるべきなのが、日米同盟のコストという冷徹な認識である。気鋭の研究者が緻密な計算の元に割り出したリアルな数字に刮目せよ。

目次 : 第1章 安全保障とコスト/ 第2章 日本の戦略環境と日米同盟/ 第3章 自衛隊の実力とコスト/ 第4章 在日米軍をめぐるコスト/ 第5章 日米同盟解体の直接コスト―自主防衛/ 第6章 日米同盟解体の評価

【著者紹介】
武田康裕 : 1956年生。現職、防衛大学校国際関係学科兼総合安全保障研究科教授。最終学歴、東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退(学術博士)。専門分野、国際政治学、比較政治学、東アジア安全保障論

武藤功 : 1963年生。現職、防衛大学校公共政策学科兼総合安全保障研究科教授。最終学歴、慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程満期退学。専門分野、理論経済学、経済哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Haruka Fukuhara

    情報量が多い。まえがきの問題意識は一読の価値あり。日米同盟は「空気のようなもの」。親米派も反米派もどこかそれを所与のもののように扱ってきたが、実はそれほど安泰なものとは限らないことはトランプ政権の登場でより明白となった。

  • Jey.P.

    前半の日本の安全保障の概略を解説した部分は良い。本題の試算は米国が敵性国家になるというシナリオを取り扱っていたり、間接的な経済への影響を試算した部分は首を傾げる箇所が多かったりと微妙に思った。自主防衛が非現実的だという結論は頷けるのだが。

  • 秋津

    日米安保抜きで日本防衛はどのくらいコストがかかるか考察した一冊。防衛大学校で実際に教鞭を執る筆者が、日本を取り巻く環境や経済的な影響も踏まえ、どの程度負担が増えるのかデータを用いて解説しています。「戦闘機買うお金で学校が建つよ。」だとか「子ども手当(当時)やめたら原子力空母持てるよ。」的な、あまりお近づきになりたくないタイプの言説ではないので、そういう意味で安心して読めました。全体的に「安保抜きで日本防衛不可能」という感じ芬々なので、それを結論ありきととるか、「まあしょうがないよね。」ととるかという感じ。

  • Рома

    結論ありきで話を進めているが、もし日米同盟が解体された場合その後防衛力を維持するためにどの程度のコストがかかるのか把握出来た。1部保守派が唱える核武装論は膨大な費用がかかるだけでなく国際社会で築き上げて来た日本の信頼を失墜させてしまう。

  • Shun

    分かり易そうだと思ったので購入。日米同盟を解体した際には現在の2倍の約8兆円の国防費が必要であり、その他逸失利益等を考慮すると同盟解体コストは22兆円になるということである。これは人によって大きく見解が異なると思う。米軍再編費用は極力米国中心の負担にし、武器は英独仏などと共同開発生産で、もっと安い方法で対米追従から自立防衛に移行できるのではないかと思った。筆者の肩書きがあってか、日米同盟を肯定的に解釈する結論で終わっているのは残念。然し、同盟を検討する方向について関心を持って欲しいということかも知れない。

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