Books

女系から読み解く天皇の古代史(仮)Php新書

Yuji Seki

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569851921
ISBN 10 : 4569851924
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
May/2022
Japan

Content Description

古代日本では歴史の転換期に女王が現れた。それは古代人が女性の「産む力」「神とつながれる属性」に期待したからだろう。神と直接つながれる女性は、その力を兄弟や家族に放射できると信じられ、強い影響力を持っていたのだ。また当時の日本では、通い婚が一般的で子の養育は妻の氏族が行なった。皇子たちも妃の氏族で養育されたため、母親の出身氏族が非常に重要視された。天皇はあくまで祭司王であり、実権はヤマト建国に当初から参画した豪族の子孫である物部、尾張、蘇我が握っていたと著者は語る。女系の系譜を読み解くことで見えてくる古代史の新視点とは?

目次 : 第1章 女王から始まった国・日本/ 第2章 不思議なヤマト建国と三つの王家/ 第3章 推古天皇は“女系天皇”を生み落とした?/ 第4章 三王家統合の切り札・皇極天皇/ 第5章 新王統創始を目論んだ持統天皇/ 第6章 独身女帝・称徳天皇の挑戦

【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • イシカミハサミ

    女帝を軸に古代史を明かしていく。 女帝と言えばたいていは持統帝のはなしが中心になりがちだけれど、 今回はそれぞれにスポットを当てていく。 異例の重祚という形をとった皇極・斉明帝の説明はとくに分かりやすかった。 推古天皇にどこか希薄な感じがする理由もわかる。 日本的な男女観はどちらが上とかではなく男性には男性の、 女性には女性の役割がある、というイメージなので、 そこにも合致する解釈だった。

  • fseigojp

    これを読むと推古天皇の即位が非常に疑わしい アメタリシヒコは蘇我馬子だったかも

  • 百式改(公論サポーター東海)

    題に惹かれて読み始めたが相変わらず仮定の上に仮定を重ねると言う読み物としては面白いがの域を越えていなかった。 筆者に尊皇心が感じられないので、半分で断念

  • caramelscratch

    旧勢力の圧力に屈して、ヤマトに行かざるを得ない状況が生まれたのだろう。これは、むしろ継体天皇側の妥協であり、敗北でもある。(p105)

  • Masataka Sakai

    女性の間違いだろ

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items