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ISBN 10 : 4569851924
Content Description
古代日本では歴史の転換期に女王が現れた。それは古代人が女性の「産む力」「神とつながれる属性」に期待したからだろう。神と直接つながれる女性は、その力を兄弟や家族に放射できると信じられ、強い影響力を持っていたのだ。また当時の日本では、通い婚が一般的で子の養育は妻の氏族が行なった。皇子たちも妃の氏族で養育されたため、母親の出身氏族が非常に重要視された。天皇はあくまで祭司王であり、実権はヤマト建国に当初から参画した豪族の子孫である物部、尾張、蘇我が握っていたと著者は語る。女系の系譜を読み解くことで見えてくる古代史の新視点とは?
目次 : 第1章 女王から始まった国・日本/ 第2章 不思議なヤマト建国と三つの王家/ 第3章 推古天皇は“女系天皇”を生み落とした?/ 第4章 三王家統合の切り札・皇極天皇/ 第5章 新王統創始を目論んだ持統天皇/ 第6章 独身女帝・称徳天皇の挑戦
【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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イシカミハサミ
読了日:2022/10/09
fseigojp
読了日:2024/01/02
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読了日:2023/04/15
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読了日:2022/09/24
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