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古代史9つの謎を掘り起こす

Yuji Seki

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569666457
ISBN 10 : 4569666450
Format
Books
Release Date
June/2006
Japan

Content Description

邪馬台国はどこにあったのか?なぜ、継体天皇が即位したのか?古代史の醍醐味は、こうした多くの「謎」に満ちているところだ。本書は、古代史の中でも特に厚いベールに覆われた謎を9つ選び、いま古代史研究の最前線で何が起きているのかを紹介したものである。著者は、独自の視点で古代史の謎に迫ることで定評のある関裕二。ファンならずとも楽しめること請け合いの一冊。文庫書き下ろし。

目次 : 第1の謎 神話に封印された謎/ 第2の謎 迷宮入りしてしまった邪馬台国の謎/ 第3の謎 ヤマト建国の謎/ 第4の謎 浦島太郎とアメノヒボコの謎/ 第5の謎 雄略天皇と継体天皇の謎 第6の謎 聖徳太子の謎/ 第7の謎 蘇我入鹿の謎/ 第8の謎 壬申の乱の謎/ 第9の謎 聖武天皇の謎

【著者紹介】
関裕二 : 1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足繁く奈良に通い、日本古代史を研究。古代をテーマにした書籍を意欲的に執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • なつきネコ@吠えてます

    これから古代史の勉強をする事が多くなりそうなので復習。ところが、関さんの持論が強くて復習には向いてませんね。だけど、面白くて興味深い。どこの暴君、名君の理論でも民の意識は入っていない。蘇我入鹿の暗殺の大義が皇に統と百済の関係をおいているが、民の意見はない。それを考えない藤原氏系。対し民の為の蘇我氏系。民と歩く聖武天皇。世界中の暴君と言われている人の中には民の側に立ち暴君にされた人もいたのかも。浦島太郎と塩土老翁。まさにお伽噺と神話が交わる交差点。蘇我入鹿と菅原道真が似ている示唆にも納得。古代史は面白い。

  • ちばっち

    『神話に封印された謎』は出雲とヤマト、タカミムスヒコと天照大神、不比等と持統天皇の関係を分かり易く纏めています。『邪馬台国の謎』は本居宣長の「邪馬台国偽僭説」や山門と邪馬台国、神功皇后とトヨの女神の類似に、『ヤマト建国の謎』は神功皇后と台与、女首長と卑弥呼の関係に、『浦島太郎の謎』は浦島太郎と脱解王とアメノヒボコの関係に驚きました。『雄略天皇と継体天皇の謎』では「籠もよ み籠持ち…」の歌を「ヤマトを治める大王であるこの私に、よもや携帯の番号を教えないということはありませんよね」と

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