『間宮芳生90歳記念』『第17回佐川吉男音楽賞受賞公演』
日本音楽界における貴重な作品 新作『女王ざるの間奏曲』を加えた完全収録
日本を代表する現代作曲家、間宮芳生。2019年「間宮芳生90歳記念」として開催されたオーケストラ・ニッポニカによる定期演奏会(第17回佐川吉男音楽賞受賞公演)にて日本音楽界における貴重な作品が蘇りました。その作品が遂に初CD化となります。
間宮芳生が自ら記念碑的な作品と位置付け、日本オペラ史の金字塔ともいえる壮大なオペラ『ニホンザル・スキトオリメ』。1966年の舞台初演以来の53年ぶりの再演となった本作品と共に演奏するための新作『女王ざるの間奏曲』も含めた完全収録。原作者である詩人・木島 始のオペラ台本をはじめ、本オペラの貴重な資料も多数掲載し、日本の音楽史においても重要な資料的価値のあるCDとなりました。間宮芳生と木島 始が生み出した時代を超えた物語をぜひお楽しみください。(メーカー資料より)
【収録情報】
間宮芳生:
1. 女王ザルの間奏曲 (2018)
2. オペラ『ニホンザル・スキトオリメ』 (1965)
スキトオリメ:大槻孝志(テノール)
女王ザル:田崎尚美(ソプラノ)
オトモザル:原田 圭(バリトン)
ソノトオリメ:山下浩司(バス・バリトン)
くすの木:北川辰彦(バス・バリトン)
男:根本泰彦(俳優)
ヴォーカルコンソート東京(男声合唱)
コール・ジューン(女声合唱)
オーケストラ・ニッポニカ
野平一郎 (指揮)
録音時期:2019年1月27日
録音場所:東京、すみだトリフォニーホール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
セミ・ステージ形式上演のライヴ録音
1:オーケストラ・ニッポニカ委嘱作品、世界初演